日刊せみなりーBLOG

法要

更新日:2018/01/04

今日は、1月4日、
昨年末亡くなった、

当社中川相談役の誕生日でもあり、
50日祭でもある。

正式には、
11日が50日であるが、

ごく内輪での法事でもあり、
帰省中の子供たちが帰る前に

行うことにした。
中川絃穂相談役は、

私の叔母でもあるが、
私の祖父が神主であり、

葬儀も法事も神式だ。
なので、

私はずーーーーと
仏壇を知らずに育ち、

もの心がついて
よそのうちで仏壇を見ると

怖かった。
今でも、仏間で寝るのは

いささか勇気がいる。

神式は、
葬式もどこか明るく

びっくりするのは
お通夜(前夜祭)の魂入れくらいだろうか。

真っ暗になり、
うおーという声がする。

叔母の通夜では
鈴の音も聞こえ、

まるで
お迎えが鈴を鳴らして

来たようだった。

本日の法事は
私の姉家族と我が家だけだ。

叔母の姉妹も高齢であり
私たちだけで、

ホテルで行う。
今時は、全てホテルが準備をしてくれて、

神主さんの予約のみ、
私がした。

今まで法事の準備などしたことがなく、
改めて、

お金がかかるものなのだなあ、
と思っている。

叔母の葬儀は社葬だったので、
昔からの普通の葬儀だったけれど、

世の中の葬儀は
どんどんこじんまりとなったのも、

わかるような気がした。
昔の葬儀は、

町内会などであげ、
ベテランのおじさんが仕切り、

おばさんたちが
炊き出しをして手伝っていた。

今はそれが全てプロの手なので
余計に金額が高くなるのかも知れない。

釧路の義母は、
『少しのお付き合いでも、

葬儀には行くようにしているの。
そうやって支えあるのよ。』

と話していたが、
昔はご近所が助け合って、

葬儀はあげるものだったようだ。

法要は無事終わった。
直会が始まる。

終わったら、
ホテルの温泉に入る予定だ。

叔母の世話になり
影響を強く受けた姉と私、

心ばかりの法要である。

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