日刊せみなりーBLOG

豆まきに。

更新日:2018/01/31

お正月が終わり、
気がつくと、

スーパーも街中も
恵方巻きの広告でいっぱいだ。

ハリマオウN社長曰く、
『誰が買うんだ。食べたことないぞ。』

そうだよね。
我が家では、

買ったことが、
ほとんどない。

恵方巻きは
一人で食べるには大きすぎ、

小さいものでは、
普通の巻物と変わらず、

あまり面白くない。
と、思っていたら、

りんごっこRさんと
はにかみRさんが、

『恵方巻きの時期だねー
予約した?』

なんて
立ち話をしていた。

あれ?
食べるの!恵方巻き?

『はい、食べますよ。
そんな大きくないものも、

売っていますよ。』

そうなんだ。

ハリマオウN社長曰く、
『育った時に食べていないものは、

食べないだろう』
は、

少し当たっていて
少し当たっていないようだ。

恵方巻きが
店先に並ぶようになったのは、

いつからだろうか。
北海道にはない習慣だった。

豆まきには、
煎った大豆を食べるところから始まり、

我が家は
チョコや飴を入れて、

各部屋にまいた。
子供たちは、それを競って集め、

楽しかったなあ。
でも、

恵方巻きはなかったから、
多分、娘たちの家では、

食べていないと思うのだが、
わからない。

商業主義と言ってしまえば、
それまでだが、

昔なかったものが
広まっていくのも、

文化なのかも知れない。
だって、

バレンタインにチョコを
贈るのだって、

戦後日本のチョコ会社が
仕掛けたと言うではないか。

うちの会社では
大昔、チョコを、

女性社員が男性社員に
配ったことがあったが、

立ち消えた。
多分、うちの社風に、

合わなかったのだと思う。
そのかわり、

バレンタインの時期になると、
美味しいチョコを買って帰って、

男女関係なく
みんなで食べているが。

それにしても、
恵方巻きって、

広まっているのね。
と、思いつつ、

買ってみる?
と、心が動いたが、

ハリマオウN社長こと夫は、
そもそも巻物が好きではなかった。

と、
気がついた。

実は、私もだ。
そりゃあ、

我が家に
根付くわけがない。

やっぱり、
買うのはやめた。

豆まきは、
二人では寂しいが、

神事なので、
するだけはする。

豆まきの後は
煎った大豆を年の数だけ食べると、

無病息災らしいが、
大豆が嫌いで、

食べたことはなかった。
だから、

一病息災になったのかしら。

今年は、
ちょっと美味しい大豆を買って、

食べてみようか。
と、思ったが、

62個では、
喉が詰まりそうなので、

やっぱり
恵方巻きにしようかと

迷っている。

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