日刊せみなりーBLOG

台風の夜は

更新日:2018/09/05

すごい風!だった昨夜、

ハリマオウN社長コト夫は
留萌に出張で

私は一人。
あいにく、

久しぶりに
風邪でダウンしていたので、

心細さは最高だった。

うちのマンションは横長なので、
風には結構強いというか、

おまけに
一階と地階のメゾネットなので、

風で揺れることもなく
音も少ない方と思われるが

それでも目がさめるような
突風だった。

朝になり
留萌の現場にいる夫に

LINEを入れた。
大丈夫?

夫は
電話をくれて、

『こっちは大丈夫だぞ』
良かった。

留萌は
山の木を調べる仕事で

前回、
子熊とこんにちは!

だったので、
今回はハンターさんを同行し、

ついでに
ハリマオウN社長も

同行した。
別に、

ハリマオウN社長がいても、
熊と戦うことはしないけれど、

猫の手にはなるだろう。
先日も同業者の方に、

『社長さんも現場に行かれるのですね』
と、言われたが、

『猫の手ですから』
と、答えた。

こうーいちゃあ
ハリマオウN社長に失礼だが、

技術者一人前というより
ムードメーカーというか、

社員の安心係というか
そんな存在だ。

あ、いや、
ハリマオウN社長の

名誉のために言うと、
補償に関する全ての調査を

ハリマオウN社長は
できる。

営業補償も
機械工作の補償も

みんなやってきたから。
でも、


現場に行くのは

社員を勇気づけるためだと
私は思っている。

特に
山の木の調査などは

若い人の方が
動けるのだから。

不思議に

ハリマオウN社長が行くと
現場が和む。

ハリマオウN社長は、
饒舌な方ではない上、

たまに冗談を言っても
滑舌が悪くて何を言ってるのか不明。

で、
言った本人がクスクス笑っている。

なのに
そこにいるみんなが笑う。

現場は率先垂範で進み、
山では転んでもめげない。

みんなに
特別に発破をかけるわけでもないのに、

みんなが
明るくなって

仕事が進む。

ハリマオウN社長は、
不思議な人だ。

で、
家でも

孫や娘たちに
評判が良い。

が、
一緒に暮らすと

腹がたつ。
もっと、はっきり言ってよ!

とは言え、
いないと、

特に
台風の夜は

心細かった。
連れ添って40年。

お互い元気で
一緒に働ける喜びを

もう少し享受したいと
しみじみ思った昨日の夜だった。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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