日刊せみなりーBLOG

ちょっとまじめに。。

更新日:2018/09/20

北海道は
すっかり秋!

気がつくと
稲刈り情報が飛び交っている。

なんとも早い時の流れだ。

今日は
ハリマオウN社長は東京に出張。

朝、6時のバスで空港に向かった。
会社も家も、

札幌は南区にあり、
都会とは言い難いところだが、

千歳空港に行くのは便利!
家から歩いて7分ほどのアパホテルから

リムジンバスが出ているのだ。
なので、

本日も、
5時45分に夫は家を出た。

うちはマンションだけど
囲われていないマンションなので、

ドアの外は外。
いってらっしゃい!

と、
手を振って、

ドアを閉めたけれど
鍵は閉めず。

夫が忘れ物をして
戻って来る確率が高いから。

で、
本日も

すぐにドアが開き、
カード入れ忘れた!

と、
書斎に駆け込み、

じゃあねえ!
と、2回目のいってらっしゃいだ。

少し余裕があったバスの時間も
ギリギリになった。

やれやれ。

そして、
少し寂しくなった。

今日は、
私一人である。

今までは
そんなことはなかった。

どちらかが出張というのも
当たり前だし、

気にならなかったのだが、
地震後、

なあんとなく
寂しくなる。

不思議な感じだ。

安平町で倒壊した石造りの
建物の一つは、

私が代表を務める
小樽民家再生プロジェクトが

マッチングをして
ママカフェになったものだった。

古い建物のマッチングは
所有者と使用者との

心のマッチングが重要で
時間がかかったけれど、

相思相愛で
ママカフェになった。

HOにも載って
これから!という矢先に地震。

とても残念だったけれど、
所有者の方は、

建物が再生し
生き返ったのを見れただけで

幸せだったと
言ってくださった。

なんだか
涙が出そうだった。

近頃、
家にも魂が宿る気がしている。

空き家問題といえば、
色々だけど、

その空き家が再生するのも
よし。

取り壊されて
新しい建物ができるのも

よし。

ただ、
その建物が

満足して
これでよし!と

思えるかどうかだと
思う。

補償で建物はいっぱい扱うので、
『何を血迷った精神論を』

と、
思われるかも知れないが、

その家に関わる方々の心の中に
家の魂が宿る気がする。

我が家はマンションだ。
それでも、

我が家には
夫と私の魂が

仲良く?同居して
一つの別の魂を

作っているような気もする。

予想外に来た大きな地震は、
日頃は考えないようなことも

考える機会になったようだ。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野 むつみでした。

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