日刊せみなりーBLOG

横浜にてオホーツクを思う?

更新日:2018/10/02

人と会うと
想定外の気づきを

得られるから
面白い。

昨日は、
世界中から

稲盛和夫さんの経営哲学を学ぼうと
5000名近い方々が

横浜に集まったのだが、
そこでの学びは

またの機会にして、
ひとりのお仲間の話を聞いて

気がついたこと。
その方は、

特注のサッシを
設計製造する会社の

社長さんで
全道くまなく歩いてらっしゃる。

で、
話は

その全道のコトになった。

『私は、稚内から興部までの間は、
まだ行ったことがないのです。』

と、私が言うと、
そのH社長は、

『何度も行きました。
先日も納品しました。』

と、仰った。
納品?

ということは
新しい建物が建ったのですね!

そうですよ。
新しい建物、建ってますよ。

H社長の会社は、
道の駅とか、

工場とか、
のサッシを作っているから、

そこそこの
大きなものが建ったということだ。

わ!素敵!
いいですね!行けますね!

私はひとり
興奮した。

稚内からオホーツクの興部までは
私にとって未知なる地。

あー行ってみたい!
と、

願っていた。
ただ、行ったことがないので、

私の中のイメージは
かなり寂しい街だったが、

どうも
違う気がしてきた。

で、
今朝

横浜のなんとも落ち着いた
センスの良さの塊みたいな街を散歩し、

海から昇る朝日を見ながら
気がついたのだ。

マチが栄える
マチが元気は、

みんな
比較なのだなあ。と。

以前、
私にとって未知の世界の雄武町から

釧路に嫁いだ、
タクシー運転手さんが言っていたことを

思い出した。

『釧路は都会すぎて
馴染めない。』と。

その女性は私くらいの年頃だろうか、
流氷の上で子供の頃は遊んだそうだ。

今の釧路は
昔の栄華に比べて寂れたと思っていたが、

それも
私が比較していただけだ。

と気がついた。
昔との比較、札幌との比較。

横浜の朝感じたのは、
ハマの魅力、

誰とも比較されるのを嫌い、
我が道をきっぱり生きるようなマチ。

比較されるのを嫌うのは
人だけじゃない。

マチも
比較されるのを嫌う。

そして
自分の中にも

まだ少しだけ
比較する気持ちが

残っているコトにも
気がついた。

横浜は
落ちているゴミが少ない街だった。

で、ゴミ箱も少ない。
ゴミ箱と横浜は似合わない。と言う、

ハマの人の気持ちだろうか。

自分のことを好きになり、
自信と誇りをもって生きると美しい。

マチも同じなのだなあ。

マチづくりの第一歩は
マチへの自信と誇りを取り戻すこと。

そんな当たり前のことを
気づいた横浜の勉強会。

で、
やっぱり

まだ見ぬ地の
北部オホーツクに行きたい!

と思った。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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