日刊せみなりーBLOG

食わず嫌い撲滅作戦?

更新日:2018/10/05

生まれて初めて、
イカの塩辛を食べた。

生まれてこのかた、
イカの塩辛は、

喰わず嫌いの代表格だった。

私は、
人の食わず嫌いはないが、

食べ物の食わず嫌いは
半端なく、

その話を、
はにかみRさんにしたら、

『もったいない!
美味しいものを知らずに終わるなんて!』

と、
言われたが、

考えると、
本当にそうだと納得した。

それが、
お酒が飲めなくなると同時に、

喰わず嫌いが直った。
多分、

せめて、
美味しいものが食べたい!

と、
食に対する欲求が

高まったと
思われるのだが、

まず、
雲丹を食べてみようと思った。

と言っても、
高価なので、

おいそれとは
試せない。

うーん
一歩が踏み出せない。

と、
ウジウジしていたら、

会議で出たランチに
蒸し雲丹が乗っており、

よし!
と意を決して食べたら、

あら、なんともないわ

で、その日の夕方、
生協に行ったら、

小樽産生雲丹が売っていた。
破格の2000円。

夫は雲丹が大好物なので、
夫のために買って

一口食べて見ることにした。
結果は、

甘いだけで
想像していた臭みはない。

その後、
私の食わず嫌い撲滅作戦は進んだ。

が、
中には想像した通りのものもあり、

思ったより
食のデパートリーは

広がっていなかった。
で、

本日のイカの塩辛は、
留萌で食べたお弁当に入っていた。

よし、挑戦だ。
と、一切れだけ口に入れた。

発酵食品の味はしたが、
想像していた生臭さも

ゴロの味もしなかった。
それどころか、

美味である。
なぜ、

日本酒をがぶ飲みできたときに、
食べなかったのかしら。

だが、
ご飯が進む。

私がイカの塩辛を
毛嫌いしたのは、

多分、
あの色合いと

どろっとした感じが
嫌っだったのだと思われる。

蟹味噌と
ウニの塩漬けは

食べられなかったから、
イカの塩辛が食べられたのは、

嬉しかった。
思うに、

初めて食べた場所が
良かったのだろう。

お弁当に、
ごろっと入っていたタラコも

美味しかった。
留萌は、

宣伝が少々足りないが
海産物が美味しい。

なんてたって
日本海だから。

さて
次は何に挑戦してみようか。

未だ食したことがないものは、
限りなく多い気がする。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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