日刊せみなりーBLOG

なんの声?

更新日:2018/10/19

超わたくしごとで
恐縮だが、

63歳の手習いで
歌を習い始めた。

それも
個人レッスン!

45分間
若いステキな先生に

あああああー
と、教えて頂いている。

が、
これが面白く、

まだ、3回だが、
すっかりハマった。

で、
褒め上手の先生に、

むつみさん、
すんごく声量がありますよー

すごいすごい
その調子!

とおだてられ、
心は、オペラ歌手の気分。

で、
先生が与えてくれた歌は、

カロミオベン!
愛しい人よ〜

という
イタリア歌曲。

男性が女性に対して、

『こんなに愛しているのに、
何故わかってくれないのだ~』

と、
思いのたけを

甘く歌う歌だ。
私はすっかりその気になり、

毎朝、
先生の言葉を思い出し、

カロミオベン〜
と、一人で練習中なのだが、

先生曰く
大きな声を出そうとせず、

鼻に抜けるように歌うと
声がかすれず、

なおかつ
口は大きく開けなくて良い。

という
昔習った歌い方とは

全く違い、
朝の練習も気合が入る。

少々声が大きすぎて
お隣がびっくりするかしら?

と、
懸念してはいるが、

まあ、いいか。
と、本日も練習していたら、

ハリマオウN社長コト夫が言った。

『あ、あれは歌だったのか。
悲鳴かと思って心配した』


悲鳴?

先生に褒められたあの声が
悲鳴?

そんなバカな

おまけに
カロミオベン〜

愛する人よ〜
と歌っているのに。

夫は続けて言った。

『お前、しょっ中倒れるから、
また倒れたのかと心配になる。』

あー
ありがとう

心配してくれて
いるのね。

でも、
あれは歌なのよー

けして
悲鳴ではない。

ちょっと
音程が高いから

たしかに
ひーーー!とはなるけれど。

と、
落ち込んだ。

考えてみれば、

突然始めた歌だもの。
悲鳴に聞こえても仕方がないか。

でも、
待っていて、

近い将来、
家族の前で

独唱するわ!
カロミオベン!

と、
言おうとしたら、

夫が先に言った。

『あの声に慣れるしかないんだな。』

夫よ。
豚もおだてりゃ木に登る!

というではないですか。
せめて、

練習、頑張ってね!
と、言って欲しかった。

が、
めげずに

独唱カロミオベン!
を目指している。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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