日刊せみなりーBLOG

ババしながら思うこと

更新日:2018/11/18

公私ともに、
バタバタしてる11月。

やっと平年並みの寒さが
やってきた感じだが、

本日は、
孫の預かり係で

一日中家の中で、
助かる。

私たち夫婦も
共働きだが、

札幌に住む三女も
共教師で、

忙しい時期は、
娘も休日出勤となる。

婿さんのご両親も仕事をしているので、
本日は、

我が家で、
孫を見ることになった。

と言っても、
もう3歳と6歳だから、

手はかからない。
私も昔、

うちの両親に、
とても世話になった。

この頃、
よく考えるのは、

昔の大家族は
うまくできていたのだなあ、

と言うことだ。
昔は、

共働きでなくても
母親は大忙しで、

ゆっくり子どもと、
遊ぶ時間はなかったと思うが、

ジジババ、
オジオバたちが、

小さい子の世話をしていたに
違いない。

子どもだって沢山いたから、
小さい子に母親を占領された上の子は、

寂しくなるが
それをジジババの愛情が

補完していたのでは
ないだろうか。

競馬界の王者、
ノーザンパークでは、

母親と仔馬の子離れに
工夫をしているそうだ。

親子は何組も一緒に入れて、
子離れしやすい母馬と仔馬から離し、

途中で
おばあさん馬を入れるのだそうだ。

そうすると、
仔馬の心が安定するらしい。

ババの役割は
そんなところにもあるようだ。

我が家も、
三人の娘たちは

私の母親を
特別に愛しているように思う。

私が仕事でいない間
祖母が母親がわりだったのだろう。

特に
長女にその傾向が強い。

母親は
仕事と小さい妹の世話で

いっぱいいっぱいだ。
ついつい、

祖母に長女を任せてしまう。
そのことに、

胸を痛めた時期もあったけれど、
今は、

それはそれで、
良かったと思うようになった。

女性の社会進出が叫ばれるのと同時に、
出生率の低下も危機的状況で、

女性たちは、
どうすりゃあいいんじゃ?

状態だ。

時代は、
定年延長で

女性だって
70歳までも働くようになりそうだ。

おばあちゃんが孫の世話をするのは、
どんどん難しくなる。

土曜日でも
日曜日でも祝日でも

仕事のある職種は無くならないから、

子どもにとっても、
母親にとっても、

そして、
子どもを見る人にとっても、

良い状態を
作りたいものだと思っている。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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