日刊せみなりーBLOG

夫婦に学ぶ

更新日:2018/11/21

仕事で
素敵なご夫婦と

知り合いになった。
奥様は、

お父様が建てられた、
古いRC4階建のアパートを買い取り、

満室更新中の大家業。
旦那さまは、

営業マンを定年退職後、
奥様の大家業を

現業部門として
支えられておられる。

なので、
アパートの経営者は奥様。

ご主人曰く、
『かみさんの父親の建物だったし、

自分は手助けだけで、
経営にはノータッチなんだ。』

なるほどー

でも、
奥様のこんなアパートにしたい!

と言う思いをしっかり受け止め、
雪かきや駐車場整備のみならず、

細かな現業仕事を
しっかりされて、

いやはや
舌を巻くばかりだった。

で、
仲が良い。

今時は
男女の役割の差はないとされているが、

今ひとつ、
うまくいっていないように感じていたので、

こちらのご夫婦は
どうして、

うまくいっているのか、
勝手に考察させて貰うことにした。

まず、その1。
ご主人は定年退職まで、

ご自分の仕事を全うし、
非常に満足されている。

その2。
ご主人は、

一人で一生懸命奮闘されている奥様の
力になってあげたいと思っている。

その3。

奥様は、
ご主人に心から感謝している。

その4。
家では、

ご主人が主人で
家事は奥様が担当。

だそうだ。

これぞ、
男女が持つ力のバランスが

絶妙に取れた状態だと
納得した。

この四つのうちのどれが欠けても、
多分、上手くいかない。

例えば、その1。
ご主人が、自分の仕事に成し遂げた感がなく、

不満を抱えたまま
今の状態になったら、

奥様の活躍に
嫉妬心を抱くのではなかろうか。

自分も生き生きしたいと。

また、
その2。だが、

奥様が、
中途半端に仕事をしていたら、

助けてあげたいなんて
思わないに違いない。

そして、
その3。の感謝。

これが一番大事かも!
だって、

感謝の心は伝わるから。

私は働いているのよ!
手伝って当たり前でしょ!

と、
思われていたら、

お前が勝手にやっているんだろう!
と、なってしまうのでは、

なかろうか。

そして、最後。
家の中では、

ご主人がご主人さま。

これには異論がある人が
多いと思うが、

感謝を形に表すと、
こうなるのでは?と、

思った次第。

我が共働き歴を振り返り、
私が!私が!

が、
強すぎたと、

反省だ。

私の父がつくったこの会社は、
父の次に姉が社長になり、

そして、
夫が引き継ぎ、

今に至っている。
色ーーーーんなことがあったけれど、

これ、
全て社長の責任と受け止め、

前に進むハリマオウ社長に
感謝して、

せめて家ではゆっくりしてもらう。
くらいの気遣いが、

あってもいいのよ、
むつみさん。

と、
久しぶりの大反省。

で、
本日もお昼の用意もせず、

私は街場で昼食だ。

思っても形にせねば
伝わらず。

と、もう一度
反省である。

マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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