日刊せみなりーBLOG

スカスカ?

更新日:2018/11/22

ふと、
我が頭を覗いてみたくなる。

空洞は、
大きくなっているのだろうか?

先週の土曜日は、
元相談役で叔母の中川の一年祭だった。

第一ホテルで
つつがなく終了し、

お供え物を
親族で分け、

私は花を貰った。
2つあるから、

結構大量だ。
家に帰って、花瓶やら、

コップやら
お銚子やら
スープ皿やら

7箇所に分けて
活けた。

今時は、
入れれば長持ち!

の薬がある。
いつもの花なら、

それでも毎日水換えをして、
逝ってしまった方々に朝のご挨拶!

なのだが、
7つも水換えをするのは大変なので、

今回ばかりは
花の様子を見て

水を換えることにした。
毎朝、お元気ですか?

と、
花を観察し、

花瓶のガラス越しに
水の色と量を見る。

花たちは
意外に元気に過ごしていたが、

火曜日の朝、
花瓶に活けた花が

くしゅんとなっていた。
あらあら、

テレビの横に、
置いたのが悪かったのかしら、

ゴメンね。
一応、水を換えて

様子を見ましょう。
と、

花瓶から花を取り、
水を捨てた。

ら、
水がない。

え?全部吸っちゃった?
と、

花瓶の底を覗いたら、
綺麗に乾いていた。

ギョッ!
活ける時、

水を入れ忘れたようだ!
その花瓶は、

母から貰ったもので
備前焼。

よって、
水は見えない。

あーなんということ!
ゴメンね、お花たち。

隣の花は
水をぐんぐん吸って、

美味しい〜と
言っているのに、

吸う水がなくて
どんなにひもじかったでしょう。

あーかわいそうなことをした。

と、
茎を少しずつ切り、

新しい栄養剤入りのお水を
花瓶に注ぎ、

花たちを活け直した。
しおれた花よ、生き返れ!

そして夜、
一つを残して、

花たちはしゃんとした。
3日間の断食に耐えられた花たち。

が、
残った一つは

首をグワーンと
うなだれたママだ。

ダメかな。
もう一晩様子を見よう。

で、
次の朝、

恐る恐る観ると、
その一つも、シャッキリしていた。

何という生命力!
ありがとう!

私の罪を許してね!

そして、今日。
ほかの花たちの水も換え、

茎を切り、
傷んだ花を外し、

みんな
綺麗な花になった。

もちろん、
何度も、

水、入っているかしら?

と、
確認したのは言うまでもない。

我が頭、
覗いて見たくなる日々である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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