日刊せみなりーBLOG

日曜日、人生に思う

更新日:2018/12/02

63歳にして
自分の変化が面白い。

どうもそれは、
酒豪が下戸に変わったところから

始まっているようだ。
嫌いだった牛乳が大好きになり、

大好きだった梅干しが
食べられず、

超辛口のカレーは
甘口カレーになった。

そして、
自分には無縁と思っていた【歌】を

なぜか習おうと思い、
そうしたら先生が現れ、

決めた!
と、

個人レッスンを受けることにした。
感で動き、

悩む時間がゼロなのは、
変わらない。

で、
今日が4回目のレッスンだった。

個人レッスンの上、
日程時間を先生と決められるのが

助かる。
とはいえ、

本日は、
予想外に疲労がたまり、

どうしよう、
行こうかやめようか、

迷っていた。
が、

行ったら
きっといいことがある!

と、
思って行った。

あああああーと
発声練習。

をしたら、
どうもうまく声が出ない。

先生曰く、
『ここに壁があって、

その上に声が出なければダメなのに、
その下に潜って行ってしまってます。

突き抜けて!
声を飛び出させて!』

おおお
そうか

と思うがうまくいかない。
先生はピアノの前を離れ、

私の背中、顎を抑えながら、
『はい!あああああー』

できた!
を繰り返した。

声が途中で掠れて
咳が出る。

風邪かと思ったが
そうではないらしい。

『喉がかゆいでしょ。
今まで使ったことのない喉の筋肉を

使っているから。
中野さんの場合は、

そこを超えたら
いい声が出ますよ。』

なるほどー

結局、
本日は発声練習で時間を取り、

課題曲のアマリッリは
ほんの少しの練習になった。

それにしても
歌って不思議だ。

今の自分の心のありようが
そのまま出る。

今日の歌で指摘されたことは
そのまま、

自分の心の葛藤を
言われたようだった。

そして、
声が抜けたら、

心も抜けたようだ。

人生100年、
63歳はまだまだ人生の途中。

だから、
色々なことが周りで起こり、

迷いやら
何やらが心の中に顔を出す。

それが
歌にそのまま出る。

今日の歌のレッスンで
心の中の、

ガラスの天井が一つ抜けた感じだ。

神様は、
お酒を美味しく飲む楽しみを

私から取り上げてしまわれたが、
その代わり、

人生100年時代を
心豊かに生きるすべを

いくつも
授けてくれた気がする。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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