日刊せみなりーBLOG

高速が延びたぞー

更新日:2018/12/04

12月8日、
後志横断道小樽余市間が開通する。

いわゆる
高速道路だ。

今までは、
小樽止まりだったけれど、

札幌から高速に乗って
そのまま余市まで行ける。

当社も
少しだけだが、

お手伝いをさせて貰ったので、
思い入れも深い道路だ。

調査をしたのは
果樹園で、

ベリー類やさくらんぼ、
ぶどうの木などを調査した。

余市も仁木も
昔から果樹栽培の盛んな所だ。

気温も水はけも
陽当たりも

果樹栽培に適している。
が、

私がこの業界に入った頃、
今から20年くらい前は、

後継問題やら
ぶどうの売れ行きが落ちたり、

で、
離農が増え

先行きが不安な感じだった。
が、

今回、
調査で訪れて、

その変化にびっくりした。
たしかに、

マッサン効果は残っており、
ニッカウヰスキーは

未だに観光客であふれていたが、
それだけでなく、

まず、農家が元気になっていた。
一つは、

ぶどうからミニトマトに
作替えした農家が多く、

それが成功したこと。
果樹も、

高級ぶどう、有機果樹など
特殊性のあるものが増え、

それも成功していることなどが、
元気の源だと思うが、

不思議に
若者の移住も増えているのだ。

で、
ステキなイタリアンレストランも

ある。
ワインの醸造も

大手企業から
新規参入まで

数社が新たに始めている。
すでに、

高速道路の開通を見越して
準備万端、

観光客の方々
待ってますよー

と、
言っているようだ。

道内を、
仕事で移動しながら

いつも思うのは、

その土地に惹かれる人は
必ずいるということだ。

なんていうのかな、

みんなが、
キムタクを好きになるわけではなく、

私も結婚できたように、
その土地に惹かれる人が、

必ずいるのだ。
誤解されると困るので、

言っておくと、
別に余市仁木に魅力がないと、

言っているのではない。
ただ、

普通の北海道の一つだ。
と、思うのだ。

そこに移住者や若者が
集まってきている。

余市や仁木に惹かれて。

多分、
発信した人が

いたのだと思う。
最初の一歩の人が。

実は釧路も
静かなブームらしい。

幣舞橋は
夕陽の時間になると

黒山の人だかりだそうだ。
確かに、

あの夕陽は素晴らしい。
きっと、誰かが発信したのだ。

それで、
いつのまにか黒山の人だかり。

そして、
そのことを釧路市民は

あまり知らないらしい。

高速道路がやってくるのは、
この上もないラッキーなことだが、

それを活かすためにも
余市仁木の魅力を発信したいものだ。

皆さま、
後志横断道余市まで、

是非、
お出かけ下さいませ〜

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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