日刊せみなりーBLOG

時間がかかった!

更新日:2018/12/15

私は若い頃から、
はっきりものを言う人間だと

自分のことを思っていたが、
コト、

夫婦の間では、
そうではなかったと、

わかったのは、
40歳を過ぎてからだった。

我が家はずーーーーーーーと、
共働きで、

これは多分に、
私の生き方と関係していた。

女性の自立は
経済的自立から始まると、

頑なに
思ってきたから、

3人の娘が生まれても、
看護婦を辞める気は全くなかったし、

看護婦も面白かった。
が、

当たり前に夫は深夜まで
ずっと働いていたし、

家事育児は
保育園の送り以外、

私の役目になった。
これで、揉めないわけがない。

何度、離婚だ!
と、思ったことだろうか。

話し合いも決裂した。
が、私が体を壊し、

離婚騒動になる前に私は看護婦をやめ、
この会社に入り、

相変わらず、
夫婦で遅くまで働いていたが、

娘たちは大きくなり、
自分の洗濯やお弁当は、

自分で責任を持つようになり、
夫婦の喧嘩は減ったのだが、

ある日、
私は腎盂腎炎という病気で

入院をし、
ちょうど受験だった娘たちのために、

ハリマオウN社長コト夫が、
家事をする破目になったのだが。

仕事と家事を終えて
病院に顔を出してくれた夫が言った。

仕事しながら家事するって
大変だな。

なにをー
何を今更言ってんだ!

ずーーーーーーと
それで喧嘩をしてきただろうが!

と、
ベッドで思ったが、

夫が続けていうには、
自分より早く帰っているのだから、

ゆっくりしていると
思ったそうだ。

病気中だったので
怒る元気もなかったが、

その時、
自分では伝えていると思っても、

伝わっていないのだと
気がついた。

そして、
私の中に察して欲しい。

という気持ちもあり、
そんなコト言わなくてもわかるでしょ!

とも、
思っていたのだ。

ちなみに夫は、
いつも仕事で頭がいっぱいで、

私の話は、
ほとんど聞いていなかったと思われるが、

私のことは
愛していてはくれたらしい。

私から見たら
とても愛がある行動とは思えず、

体を壊していなかったら、
離婚をしていたかも知れず、

本当に体を壊して良かった!

もう一つ、
自分勝手に妄想が膨らむ傾向が

女性にはあるような気もする。
あ、女性にはではなくて、

私には。か。

まずは、
感情ではなくて、

素直に状態を伝え、
なぜ、帰ってから家事を手伝えないか、

聴くことが必要だったかも
知れない。

口があるのだから、
ちゃんと聞ける、話せる自分に

なりたいと思っている。

あ、現在の我が家の家事だが、
できる方ができることをしている。

多分、
若い頃の喧嘩は、

二人の関係性の未熟さから
きていたのではないかと、

思っている。
夫婦も、

理解し合う努力が重要だと、
今更のように思っている。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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