日刊せみなりーBLOG

新千歳空港にて

更新日:2019/01/06

今朝、
中部空港に飛ぶ一便で、

長女家族が帰るので、
新千歳空港まで夫婦で送りに行った。

で、
バスを降りて、

出発ロビーに行ったら、
中央の大きなホールに、

膨大な毛布と寝袋が
積んであった。

あれ、どうしたのかな?

私が言うと
夫が、

『昨日の大雪で
飛行機が飛ばず、空港に泊まった人が、

たくさん出たそうだ。』
と、教えてくれた。

私は、
昨夜も、テレビを見ている間も無く

ベッドに入ってしまっていた。
そうかあ、

すごい雪だったものなあ。

それにしても、
今日の便もほとんどが満席だ。

『キャンセル待ちの皆様、
キャンセル数が少なく、

お待ち頂いても、
乗って頂けない場合もあります。』

と、
アナウンスが流れた。

時間は、
7時半ごろだったが、

毛布にくるまって
寝ている人たちが多数いた。

皆さん、
疲れ切っているようだった。

ただ、
ショッピングセンターは

早くから営業していた。
もしかしたら、

夜通し営業だったのかもしれない。

お正月の千歳空港は、
この飛べない事が

よくある。
我が家では、

おかげさまで
経験がなく、

一度、
中部空港が風で使えなくなり、

飛行機が飛ばず
次女が戻れないことが

あったくらいだが、
必ず、飛行機が飛ぶか、

心配はする。

千歳は、
雪が少ないから

飛行場ができたと聞いた。
でも、

気候が少し変わったのか、
近頃は、毎年必ず、

雪で飛ばない日がある。

空港で寝泊まりされた方の中には、
外国人の方も、

多数おられた。
せっかくの北海道の思い出が、

この一夜で台無しになったのでは?
と、心配だ。

日本の観光客の方々も同じだ。

昔、
札幌の緯度でこれだけの大都市は

世界にはないと
聞いたことがある。

それだけ
この雪と寒さの中で

都市機能を維持することは
難しいのだろう。

でも、
これだけ冬に

国内外からお客様が見えられるのだから、
どうにかならないものかしら。

と、
全くの力なしの私だが、

心配になった。

娘家族は、
長蛇の列に並び、

無事、
帰途についた。

青函トンネルができて、
北海道と本州は陸続きになったとはいえ、

本州との移動手段は
圧倒的に飛行機だ。

空港は、
北海道にとって、

とても大切な【施設】なのだなあ、
と実感した今日の千歳空港の光景だった。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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