反省するには、
自分の姿に気がつかなければならない。

と、
気がついたこの数日。

はて、
なんのこと？

だが、

『あのさあ、だからさあ』
と、

よく社員に
小言を言っているむつみさん。

小さな会社でも
決まりごとは多い。

組織だから、
決まりを守らないと誰かにしわ寄せが行くからだ。

それでも、
会社が小さい故、

後ろを向けば
伝えたい相手がいて、

手続きはカットされ、
場合によっては、

意味する指示とは違ったことが行われ、

そう言った、
そう聞いた、

と、
トラブルの元になったり、

期日までに
書類が提出されず、

担当社員が超過勤務に
なったりする。

全くもう！
と、

いつも憤慨していたが、
あれ？もしかして、

むつみさんが
その方が良いと

思っているからじゃあ
ないの？

と、
気がついたのだ。

本当にそうしたい。
そうしなければならないと思っていると、

人間は必ず行動を起こすらしい。
人間も動物だから、

自分が一番良い方向へと
行動が向くらしい。

でも
それは殆どが

無意識の意識だという。
近頃は、

その無意識に興味が行き、
自分を変化させたいのに

変化しないのはなぜか？
と、本を読んだり、

人の話を聞いたりして
たどり着いた結論だが、

かなりの納得感である。

だから、
会社の中の様々な決め事を作って、

実行役となっているむつみさんなのに、
それを社員に徹底させられないのは、

私自身が
そうしなくて良い。

と、思っているからだ。
と、なる。

えええ！！！
まさか！

そんなことないよ！
だって、

私が自分で作ってきた決まりだもん！

と、思ったが、
その決まりが実行されていなくて、

様々な問題が起きているにも関わらず、
嘆いているだけだとすれば、

それはやっぱり
決めた自分が必要ないと思っているのだ。

うーん

今、私と一緒に、
総務経理の決まりごとを作ってくれているのは、

中途採用のM君で、
彼の前職は病院事務だった。

彼曰く、
決まりごとを守らないのは、

看護部だったとか。
えええええ！！！！

でも、
なんとなくわかる気がした。

看護は人相手だから
提出期限は守れないことも多いの。

と、大昔、
看護婦時代に

言っていた気がする。
そして、

私は、
組織が苦手だった。

多分、
この『組織は嫌い。』

という感情が、
決まりごとを守らない社風を

作っちゃったのだと
気がついた。

でも、
決まりごとは

社員がみんな
安心して仕事や生活ができるためのもの。

気がつくと、
全てが変化するというから、

中途採用のM君と、
社内の決まりごと整備を

実現させようと
潜在意識に刷り込み中である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。