日刊せみなりーBLOG

私、そーいう歳か。

更新日:2019/04/15

先日、
会社の健診で病院に行った時、

採血の看護師さんに、
『まだ、働いているんですね』

と、
言われた。

いつも働いていることが普通なので、
『まだ』という言葉が、

ちょっと、
あれ?だったけれど、

よく考えたら、
カルテには生年月日も

年齢も書いてあり、
64歳で健診を受けられる立場は

珍しいのかも知れない。

『人生長いのに、
今から家にいたらおかしくなっちゃうわ』

と、
言ったら、

看護師さんは、
しみじみ、

『そうかも知れないですね』
と、言いながら、

針を抜いた。

採血は、
やっぱり刺される身より、

刺す方が良いな、
と、看護婦時代を思い出したが、

この看護師さんにも
定年があるのだろうかと思った。

私には定年がない。
いつ、会社から引くかは、

会社の状況を見ながら
自分で決める。

が、
【仕事】は、

どんな仕事でも
ずっとしていたいと思う。

この頃思うのは、
定年制っていつからできたのかしら?

ということだ。
だって、

定年を意識するから、
老けていく気がするのだ。

だいたい
男性でも女性でも

60歳から家にずっといたら
おかしくなる。

と、
思うのは、

私だけだろうか。
うちの会社には、

第2の人生の
シャイなO専務と穏やかO常務、

第3の人生の
親分肌のO顧問がいるが、

どう見ても
現役バリバリ。

ハリマオウN社長だって、
67歳でバリバリだ。

私はつくづく
働けて幸せだと思う。

たしかに、
体力は衰えていくのが、

動物として当たり前だが、
その分、

違う力が
付いているはずだ。

頭の衰えも
自分は歳だと思うと

ものすごーいスピードで
進むと聞いた。

もしかしたら、
年齢を忘れた方が

いつまでも
頭も動いているのではないだろうか。

採血をしてくれた看護師さんは、
少し疲れているのかも知れない。

あー早くゆっくりしたなあ。
と、思っているのかも。

そうね、
たまに長期休みを取ったら良いかも。

でも、
私はやっぱりダメね。

自分から、
動きを作ってしまう。

会社の実務からは
少しずつ引きつつ、

今までできなかったコト
会社のことも、

NPOもLLPも
色々やりたいことがいっぱいだ。

年齢を意識せず生きる。

定年は、
人間が作った仕組みだから、

仕組みに
人生を合わせる必要は

ないのかな
なんて思っている。

職人さんは
ずっと働けるまで働く。

働くことは
絶対誰かの役に立ってるもの。

人間、
誰かのお役にたてていられるのが

きっと一番幸せなのだ。
と、

年齢を忘れたむつみさんだ。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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