日刊せみなりーBLOG

休みに

更新日:2019/05/26

自分を客観視する恐怖。

いや、
内面の話ではなく、

外面の話。

今日は、
久しぶりに母のホームを訪ねた。

色々あって
3週間ぶりだ。

三女と孫2人と夫も
一緒。

私たち夫婦は、
共働き歴41年。

子育て中は
私の母に全面的に世話になった。

学校から子供たちが帰ると
私の母の元に走った。

だから、
うちの娘たちにとって、

おばあちゃんという感覚は少なく、
【たあちゃん】という特別の存在だ。

なので、
母のホームを訪ねた日は、

三女は写真を撮って
本州で暮らす二人の姉たちに

ラインで送る。
のだが、

全く気がつかないうちに
写真を撮るので、

母の向こうに私が写っている。
で、

家族ラインにその写真が載ると、

ぎゃああ!
誰だ!このばあさん!

もちろん
すっぴん。

私って
こんなにのっぺらぼう?

いえ、
鼻が低いのは知ってますよ。

それにしても
年相応のおばあさん。

がーん

で、
私の横に写ってる夫は、

がーん

私より若い。
というか、

しょたくれていない。
あーなんか嫌だわ。

夫には、
ふたタイプいて、

いつも妻に綺麗でいて欲しい人、
と、

全くどうでもいい人。

ハリマオウN社長こと夫は、
どうでもいいタイプ。

私は今でこそ、
心を入れ替えて、

会社にすっぴんでは行かないが、
少し前までは、

出かけない限り
すっぴんで出勤していた。

そんな時、
出先から夫が、

『これから出てこい。
外で飯を食おう』

と言う。

『すっぴんで普段着だから、
家に帰って着替えて化粧をしなきゃあ』

と、
私がいうと、

夫は、
そのままでいいから!

と、
いうタイプだ。

着替えて化粧をする時間より
早く来る方が大事と思うらしい。

中には、
妻のスッピン顔を

見たことがないご主人もいるらしいから、
うーん、である。

いや、
若い時はそれでもいい。

どんなに疲れていても、
顔の皮膚が垂れ落ちることもないし、

せいぜい
目の下にクマくらいだ。

でもですねー
シルバー割引が効く世代になると、

すっぴんはひどい!
と、

今日の写真で再確認した。

毎日会社で、
りんごっこRさんや

はにかみRさんの
美しい白いピチピチお肌を見ていると、

まるで
自分の鏡のように錯覚し、

私は若い!と思うのか。

鏡を見るときは
意識するから、

顔の皮膚が
それなりに緊張するが。

あー
今日のラインに写った我が顔は、

千と千尋の神隠し
に、出てくる、

顔じゅうが溶けて
皮膚が下がり放題の

お風呂のお化けみたいだった。

よくぞ夫は嫌にもならず
耐えてくれている。

あー

ラインに、
なんてひどい顔!

と、書いたら、
次女が慰めてくれた。

お母さん、
笑っていれば若いよー

そうだわね。
笑っています。

歳を重ねるほど、
化粧と笑顔は大事なようである。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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