毎日、
ドライブの旅は続く。

で、
本日は小樽積丹古平の旅。

それも
お昼過ぎに会社を出発し、

小樽の役所で打ち合わせの後、
余市を通って古平へ。

運転担当は
ねあかのT君だ。

余市から古平に抜ける。
豊浜トンネルの文字が見えた。

ふと、

『ねあかのT君は、
豊浜トンネルの事故のこと、

知ってる？』と聞いてみた。
答えは、

『いいえ、知りません』
そうかあ、そうだよね。

ねあかのT君は
生まれていたかも知れないけれど、

ほんの赤ちゃんだったはずだ。
ちょっとだけ話して、

その話題はやめた。

久しぶりの古平は
思った通りの古平で

積丹は
こちらも美しいままだった。

現地踏査という現場確認を終え、
今度はカッコマンH君の運転で

札幌に帰る。
余市に戻ると、

【余市札幌間高速道路開通】の文字

『そうだ！
高速道路が開通したんだ！』

と、
叫ぶと、

『乗りますよ！』の答え。
きゃっほー！

なんてたって、
少しだけど、そのお仕事に関わったのだ。

どんな風になったのかしら！
と、

身を乗り出すように
窓を見たけれど、

あら残念。
うちの関わったところは、

これから工事のようだ。
そうだわよねー

と言いつつ、
それでも初めて通る高速は

興味津々。

車が
塩谷を抜けると、

急に
小樽が見えてきた。

というか、
突然、

港とすり鉢状のマチ、
と、山々が、

薄霧の中から現れる。

空は晴れ、
まだ充分に陽は高いのに、

なぜか
薄くもやっている。

港は全てが見渡せて、
祝津のとん先まで見える。

今までの高速道路とは
高さが違うのだ。

まるで、
小樽の街を見渡すために、

高速道路をこの高さにして、
街をぐるりと見るために、

このカーブを作ったのではないか！
と思うほど、

小樽の街は
高速道路から神秘的に見えた。

そして、
その向こうには、

増毛に向かう日本海側の山々が見える。
石狩湾は広大だった。

ほんのちょっと
今までの高速より高い位置なだけで、

こんなに景色が違うのか。
ただただ、感動だった。

そして、
余市からあっという間に

札幌に着いた。

『これは近いですね』
と、カッコマンH君が言った。

本当に近い。
気分的には小樽に行く感覚で、

余市に行ける。
余市だけじゃない。

積丹が
めっちゃ近くなったのだ。

これなら、
夏の海水浴は積丹でも

全く問題なし！

積丹の皆さん
もっと宣伝を！

余市の皆さん
もっと宣伝を！

そして、
札幌の方々、

これからの季節
ドライブは後志ですぞー

で、
余市から札幌の高速道路では、

是非是非
小樽のマチを

見てほしい。
小樽の山々、マチ、海、

そして、
石狩湾と向こうの山々。

北海道に生まれてよかった！
と、思うに違いない。

高速道路ならではの
高い位置からの景色をご堪能下さい。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。