日刊せみなりーBLOG

ニセアカシア満開!に思う。

更新日:2019/06/11

ニセアカシアの花が
めちゃくちゃ咲いている。

札幌も小樽も古平も
ニセコも北見も和寒も、

とにかく
どこもかしこも

山の色が変わるほど
ニセアカシアの花が満開だ。

ニセアカシアの木は
全道どこにでもあるが

そんなに自己主張しない木で、
クリーム色の垂れ下がり系花が咲く。

毎年、
咲いているのはわかるけれど、

山の色が変わるほど
満開なのは珍しい。

で、
少々不安。

だって、
花や樹々がいつもと違う年は、

夏の天候もいつもと違うし、
自然が大きな変化を、

起こしやすい気がするのだ。

そう言えば、
三吉さんのお祭りが

晴れたら
札幌祭りは雨。

が、
外れたことがないのに、

今年は、
三吉さんも晴れ、

札幌祭りも晴れになった。
おまけに、

よさこいも晴れ。
嬉しいけれど、

ちょこっと
今頃の札幌としては

天気が良すぎる。

毎年、
同じような時期に全道を回るから

余計に感じるのかも知れない。

今日は気遣いU君、
カッコマンH君と和寒に来た。

久しぶりだ。

和寒は、
小高い山々に囲まれた農作地帯で、

田んぼの他、
キャベツが有名。

越冬キャベツが
ブランドになっている。

和寒は
名前の通り、

というか、
多分アイヌ語なのだろうけれど、

寒い。
その寒さの中で

冬を越したキャベツは、
甘くなる。

ナマ食より、
漬物や煮物に適している。

で、
デカイ。

今年は、
雨が少なくて

そのキャベツも
芽が出るか心配だと和寒の農家さんが

話していた。
たしかに、

晴れは嬉しいけれど
農家さんにとっては、

恵の雨が欲しいところだ。
もしかしたら、

雨が少ないと
ニセアカシアは満開になるのだろうか。

北海道は、
農業大国、

自然とともに生きている。
お天道様も

雨雲様も大切だ。

『普通の年が一番だわ』
と、

和寒の農家さんが言っていた。

自然は嘘をつかない。
ニセアカシアが

満開の年は
どんな気象になるのか、

覚えておこう。

北海道は、
食の宝庫だけでなく、

農業のお陰で
美しさも保たれている。

ニセアカシアの咲く山々も
素敵だけれど、

青い苗と
水面が光る田んぼ、

様々な
作物の花の色が

一面を埋め尽くす様も
魅力的だ。

7月に入ったら、
その畑の花たちも咲き乱れるはずだ。

どうぞ
お天道様、

恵みの雨を降らせてください。

私たちの調査には
雨はいらないけれど、

北海道が元気でいるためには、
北海道の豊作は絶対大事!

カッコマンH君が運転するプリウスは、
塩狩峠を超えて高速に入った。

旭川も
ニセアカシア満開だ。

さあ、
晴れているうちに、

調査、頑張るよー

北海道は、
農家も私たちも稼ぎどきである。

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