日刊せみなりーBLOG

広島へ

更新日:2019/06/12

これから、
広島に行く。

めっちゃ真面目な勉強会だ。

中小企業家同友会女性経営者全国交流会
と言う、

漢字ばかりで
超長い名前、だが、

中身は濃ーい。
この勉強会に参加して、

10年近く経つが、
毎回お持ち帰りが多い。

もっとも、
どんな勉強会も、

受ける側で決まるので、
最初のうちは、

きょとーん
だったけれど、

少しずつお持ち帰りが
具体的になってきた。

あれは、
5〜6年前だったろうか。

岡山で行われた、
同じ名前の勉強会だった。

分科会のテーマは
残業ゼロ!の実現だった。

その当時、
うちの会社は、

今以上の残業が当たり前になっており、
どうにかしたいと思っていたので、

よし!
と、行ったわけだが、

その発表を聞いて
頭をがーんと殴られた感じだった。

『残業がなくならないのは、
社員が悪いと思っていませんか』

『手作りの夜食を作って、
残業させているのは、経営者の自己満足です』

私は、
残業になると、

むつみさん食堂と言う名の
手作りご飯を作っていたが、

それは自己満足に過ぎないと言う。
そうかもしれない。

この勉強会から帰り、
社員たちに報告をした。

残業は経営者の責任であること。
手作りご飯を出すのは、

経営者の自己満足、
もっと言うと、

後ろめたい気持ちを
埋めるためだ。

その日から、
毎日、

『今日は、
どんな仕事で何時間くらい残業になるの?』

と、
社員たちに聞いて歩いた。

残業をなくす仕組みや
社員たちの力量をすぐにあげることは

できないけれど、

まずは、
残業になっている実態を

確認するのは
経営者の責任だからだ。

第一、
残業は命令でするもの。

だから、
当たり前に当社にサービス残業は

なくなった。
実態をしれないから。

最初は見違えるほどの効果が出たが
会社も色々あって、

残業時間は行ったり来たりの
ここ数年だが、

3、6協定を守りきることは、
社員全員が分かっている。

まずは
時間を意識することからか。

今年の広島の学びは
社員への愛、になりそうだ。

分科会の発表者は
札幌のお仲間幡さん。

社員をこよなく愛し
真っ直ぐに事業を拡大されている女性経営者だ。

彼女のお父様は
道東で獣医さんをされていて、

口癖は、

『一人はみんなのために、
みんなは一人のために』

だったとか。

彼女は、
けして社員を見捨てない女性だ。

さて、
どんな発表が待っているだろうか。

そして
もう一つの学びは、

まちづくりだ。
尾道のおばさんたちが、

尾道帆布を商品化して頑張っている。

日本は中小企業で成り立っている。
自分の会社に誇りを持てるように

頑張ろう。
と、決意新たで広島に行ってくる。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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