日刊せみなりーBLOG

柔軟になったかしら

更新日:2019/09/10

うちの会社には、
ママさんパートの社員が3名いる。

初めて募集をしたのは、
2年前だったと思う。

それまで私は、
女性も正社員で働くべき!

的なところがあり、
正社員の女性社員はずっといるけれど、

パート社員を採用しようとは
思っていなかった。

考え方が変わったのは
2年前の女性経営者全国交流会に参加した時だ。

お話をしたのは四国の女性で
働きたいと思っている女性たちに、

その働ける環境を作り、
とにかく働くことを支援する。

と言うものだった。

それは派遣からパート、
もちろん正職員までで、

時間も労働環境も、
その働きたいと思っている女性たちに合う職場を

探して紹介する会社だった。

もちろん、
その会社自体も女性だけで、

様々な雇用形態で社員は働いている。

話を聞きながら、
実は私は感動をしなかった。

そんなんで、
仕事が回るのかしら。

と、思った。

でも、
仕事をするって大事なことだから、

女性にもチャンスが欲しい。
色々な立場の女性がいるのだから、

環境をまず作ることが大事か。

と、
考えて、

あえて、
ママさんパート歓迎!時間合わせます!

として
募集をしたら、

2名のママさんパート社員を
採用できた。

一人は子供が小さくて
中々長く働けないため、

一年後
もう一人を募集した。

この時も
ママさんパートに絞った。

そして、
採用ができた。

今、
そのママさんパート社員は

大きな戦力になっている。

今ほど、
女性の生き方が

多様な時代はないかも知れない。
それを、

私が、受け入れることが、
できるようになったのも、

3人のママさんパート社員の
おかげかも知れない。

もう一つ、
自分の中で壁が消えたと思うのは、

子どもと一緒にいながら
仕事をすること。

どうゆうこと?
だが、

私は女性も仕事をちゃんとするなら、
足元で子どもを遊ばせながらは、無理。

保育園に預けて仕事をしないと
ちゃんとした仕事はできない。

と、
思っていたのだが、

それもこの頃変わってきた。
私は無理だけれど、

出来る人はできるのだ。
だって、

大昔から
女性は子育てしながら内職をし、

農作業や漁場作業を
してきたのだから。

もちろん、
仕事の内容や種類にもよるが、

子どもに、
おっぱいを与えながら仕事をする方が良い人は、

そうすれば良いと
思えるようになった。

子どもが病気がちの時は
休むことが増え、

働く女性は肩身が狭くなりがちだ。
焦りも出て、

仕事を辞めたくなったりもする。
私もそんな時があったなあ。

と思い出しながら、
どんな環境の女性でも働く意思が沸くような

職場を作りたいと思っている。

ただ今、
当社社員の3割が女性。

色々な働き方模索中である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役中野むつみでした。

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