日刊せみなりーBLOG

我が家も宇宙?

更新日:2019/09/15

スーパーの冷房に、
カーディガンを羽織った本日。

テレビでは、
今日も千葉の停電のニュースが流れている。

『2週間も停電なんて耐えられないよね』
と、ハリマオウN社長コト夫に言った。

思い出すのは
去年のことだ。

地震の後のブラックアウトは、
最長1週間だったけれど、

会社は2日目、
我が家は3日目で回復した。

それでも、
マンションだったから、

トイレが困ったし、
全てが電気で動くことを実感し、

心細い数夜を過ごした。
千葉は断水も続いているようだから、

どれほど大変なことだろう。

でも、
不思議な気がするのは、

人間がつくった科学の産物を
誇らしく自慢しだした頃から、

自然災害の規模が大きくなったように
感じるのだ。

大昔、
木を切り、道を作り、

獣に怯え、
雨風を凌ぐ家を作り、

出来るだけ安全に暮らしたいと
知恵を絞っていた時も、

自然災害で
人命と暮らしを失い、

ならば!
と、科学を進めてきたけれど、

どんなにAIを進めようとも、

自然はそれよりも、
もっともっと、

猛威を振るう。
なんだか、

人間の傲慢さを
怒っているようだ。

だって、
先進国の代表のような日本で、

2週間も電気が止まるようなことが
起きているのだもの。

それでも、
少しでも災害の規模を小さくする取り組みを

私たちはする。
それも当たり前だと思っている。

でも、
その時に、

なんと言うのだろうか、
自然への畏敬の念を

持たなければ、
宇宙の怒りは収まらない気がする。

アイヌを始め、
世界中の原住民の方々は

自然への祈りを怠らなかった。
今、それを学ぶ時期なのではないのか。

などと思っている。

もしかしたら、
事はすごく単純で、

夫婦で張り合うと
ズーーーーと喧嘩になり、

楽しい事は何もないけれど、
お互いの良いところを感じる事で、

喧嘩の原因さえ忘れてしまう。
世界も地球も宇宙も、

おんなじなのではないかしら。

そう言えば、
去年の地震の後は、

夫婦喧嘩はしなかった。
電気もなくて、

トイレの水も出なくて、
電池もなくて、

心細くていたっけ。
社員たちが無事ならそれで良かった。

命があって
元気なら、

どうにかなるから。

でも、
余震がなくなり、

電気も普通に戻ると、
夫婦喧嘩も始まるし、

世界中に戦火は絶えず、
大人とは思えないようなコトが、

世界中のニュースになっている。

そうなんだよねー
だから、

熊もそこいら中に出てくるのかしら。

なんて
思いながら、

青い秋の空を見ている。

せめて、
家族と会社の仲間たちを

思いやれる自分になるコトが、
一番早道か、

と、
夫の言動に

食ってかかりそうな自分を
押さえている日曜日である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役中野むつみでした。

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