おばさん力はすごい！

いえいえ、
お姉さん力もお兄さん力も

もちろん
おじさん力もすごいけれど、

なんてったって、
母さん馬力の明るいおばさん力は

素晴らしい。
本日、取り壊し準備をしている実家に

残置物処理のために来てくれたのは、

額、食器、飾り物などを
カンボジアで安値で販売して

カンボジアの経済に貢献しようと
している会社の人たちだ。

亡くなった叔母が集めた世界の飾り物や
叔母が描いた絵画など、

売れないけれど
捨てたくないものを引き取ってくれる。

2時間くらいしか
時間がない中での作業だ。

どんな方達がやってくるのか、
と、お電話を頂いて実家に行ってみると、

なんと！
現れたのは、

ママさんパートの方々で
お年は30代から40代だろうか。

明るくて元気が良くて
そしてテキパキ動く。

思わず、
すんごーい！と言ってしまった。

何がすごいって、
その馬力に女性らしい明るさと優しさが

あることだ。
あー大事に扱ってくれそうだと

思った。
この感じは、

今流行り。というと語弊があるけれど、
昔のおばさんとは

少し感じが違うのだ。
今、うちの会社にも、

ママさんパートのMさんとKさんがいるけれど、
二人とも明るくて一生懸命。

で、
優しい。

私、仕事してます！的な尖ったところがない。
のに、

仕事への姿勢はピカイチ。
もちろん、時間制限の中で働いている。

家庭は大事だけれど
仕事もしたい。

と、
自分の中で、

働くことの意義づけが
心とずれることなく

ある感じがする。
多分、それがあるから

明るいのだ。

ずーっと働いていると
忘れてしまいがちだけれど、

働くことは楽しいのだ。
昔、産休明けに働き出した時の興奮、

とにかく
嬉しいのだ。

今、私の周りには、
主婦の経験を生かして、

お片づけのプロとして働いたり、
今日の方達のように、

不要なものを
片付ける仕事をされる主婦の方々が

とっても多い。
皆さん、とても楽しいと言う。

それはもちろん、
お金を稼げる。という面も大きいが、

それよりも、
『働くことができた！』

という喜びの方が
大きい気がする。

実家の不要物を
カンボジアに送るパートの方々も

とても生き生きしていた。
やりがいも感じておられるようだった。

これからの女性たちは
今まで以上に自分の価値観で

働く人が増えてくる気がする。
専業主婦を頑張る時、働き出す時、

そして、
どうせならと起業する人、

専業主婦に誇りを持っているから、
それを力に仕事をする。

そんな人たちが増えていて、
働かせられてる感が少ないから

明るいのだと思う。

時代は
女性の働き方感も

変えているのだなあ。
と、

明るいパートママさんたちから
力を貰った気がした。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。