日刊せみなりーBLOG

霊界の話じゃああーりません!

更新日:2019/11/16

家には魂が宿る。

また、むつみさん、
そんなコト言って!

と、
社員たちにバカにされそうだが、

私は絶対信じている。
看護婦時代は、

心は大脳にあると思っていた私だが、
年を重ねるにつれ、

違うな、
心ってここにある。

と、
心臓付近を指すようになった。

因みに、
心臓は左の胸にはなくて、

みぞおちの真ん中、
ちょっと左上あたりにある。

恋をしたりすると
苦しくなる場所だ。

まあ、
それはさておき、

家に魂が宿ると感じるようになったのは、
うちの会社に入って、

多くの家の調査をさせて貰うように
なってからだ。

調査自体は
社員がするのだけれど、

私も動産調査などで
家に入る。

特に
空き家状態の家に入ることが多いのだが、

その時、
魂を感じることがあるのだ。

いやいや
むつみさん、そんなこと書かないで下さいよー

あ、でもこれは私の感じ。
みんなは、

何を言ってんの?
みたいな感じで私を見ている。

なんて言うのかなあ、
心残りがあるんだなあ、

と感じたり、
幸せだったんだなあ、

と、
思ったりする。

で、
本日私は、

小樽にある旧寿原邸と言うところで催される、
会に出席するのだが、

これがシリーズ物で
今日が2回目だ。

前回は、
畳の扱い方の授業で、

本日は、
和室の掃除の仕方と障子の張り替えの授業だ。

私は主催者側だから
参加者が楽しく参加できるように

気配りをするのが役割で
これがまた難しい。

自慢じゃあないが
気が利かない私。

それはさておき、
前回も小樽市民の皆さんが

たくさん来てくださって、
それはそれはステキな時間を過ごしたのだが、

その時に感じたのが、
あ、私たち、寿原邸の魂に受け入れて貰えた。

と言う事。
これまた何言ってんの!

だが、
拒否されることも

建物によってはあって、
それはそれで感じるのだ。

旧寿原邸は
斜面に建つ三階建の和風建築。

圧倒的に和の建物だけれど、
所々に洋が取り入れられているのが面白い。

前回も参加された方々は
それはそれは楽しそうで和気藹々。

古くて寒いのに
それを感じさせない柔らかさが流れていた。

今日は真冬並みの寒さだ。
参加される方々も

きっと厚着で来られるだろう。
それでも、楽しい空気になることは間違いない!

と思う。
建物が私たちを受け入れて

くれたから。

建物は
当たり前に大地の上に建つ。

たまに
海の上に建つ家もあるけれど、

海の下は大地だから、
どんな建物も大地の力を借りて存在し、

建物の中で
人々が息をしながら生活するから、

私はその息が魂になるんじゃないかな、
なんて思っている。

建物の中には
使命を終えて壊されていくものもあるけれど、

旧寿原邸は
まだまだ使命があるようで、

そのお助けを
少しでもできたら良いなあ、

と、思っている。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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