日刊せみなりーBLOG

この期に及んで

更新日:2019/11/23

言うは易く行うは難し!

は、
自分のこと。

私は去年から歌を習っているが、
先日、親分肌のO顧問が言った。

『カラオケ、
一人で歌いにいってるんでしょ?』

え?いえいえ、
行ってませんよ。

と、
答えて気がついた。

このブログを読まれたどなたかが、
きっと言ったのだ。

むつみさん、
歌、歌ってるんですね!一人で!

と。

なんだか気恥ずかしくて
親分肌のO顧問には説明しなかったが、

習っているのは
カラオケではなくて

本格的な歌。
発声練習からみっちり行う。

これがまた
不思議なんだけれど、

まるでカウセリングを
受けているように、

歌に今の自分が現れるのだ。

いつも言われるのは
力が入りすぎる。

これは
少しずつ良くはなっているが、

今日、
言われたのは、

『この音はきっと出せない!
と逃げて、

もっと高い音を出して音程が、
狂うの』

高音は出るのだ。

『この歌は、
むつみさんには十分歌える歌なのに、

私は歌えない!
と思うから音が外れるの』

あー
いつも恵先生の指摘は合っている。

どうしてだ!

そして、
リズムがずれる。

本日から習っているのは
一晩中踊り明かそう

と言うマイフェアレディの
歌だ。

それが
リズムが半拍ずれる。

6月に、
上手く歌えなかった中島みゆきの

銀の龍の背に乗って、
と同じで、

手拍子の手が離れたところから
歌が始まるのだ。

恵先生は続けて言った。

『この歌は
リズム感がない人は歌えません』

え?じゃあ私無理?

の私の心を
見抜いたかのように、

先生は続けた。
『むつみさんは歌えます。

ただ、
自分はできないと思い込んでます』

おおおおお

『むつみさんは、
変わろうともがいていて、

随分変わってきましたが、
もう一人の自分が足を引っ張って

変わらせないようにしている感じです。』

なにおー
どうしてわかるの?!

そして恵先生は
もう一度言った。

むつみさんは必ず歌えます。

と。

これって、
いつも若い社員たちに言っている言葉だ。

できないと
尻込みをしているからできないのよ。

絶対できるから自信をもって!
と。

昨日聞いた【小探査機はやぶさ】をつくった、
川口先生も仰っていた。

思い込みが全てをブロックする。
できないと思うから、

できない道を探すのだと。

そうか、

歌えない。
歌える自分に変わることが怖い。

と思ってるから、
歌えない。

頭で考えずに歌ったら
絶対リズムは間違えないのに、

恐怖で考えるから
体が固まるのだ。

わが身になると
よくわかる。

変わることの怖さ
ブッロクを外すことの怖さ

でもその先に待っているのは、
明るく歌える楽しい自分だけだ。

変わることは怖くないのだ。
恵先生は嘘はつかない。

できない人には
できないと言うから。

だからできる!

歌は、
心の現れだ。

逃げずに変化させる自分を
やっぱり追求しようと思う。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役中野むつみでした。

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