日刊せみなりーBLOG

しみじみの今日は

更新日:2019/12/20

今日は納品日。
一本気Oさんと岩見沢まで

出かけた。
札幌の南区は晴れていたけれど、

北に行くほど、
雪が増えた。

で、
岩見沢は、

雪が降っていた。
『本当に天気が違うよね』

岩見沢と南区は
まず、反対の天気と思った方が良い。

納品は無事終了し、
あとは検定を待つのみだ。

納品は、
やっぱり緊張する。

無事終わるとホッとするので、
一本気Oさんと、

あーだのコーダの
お喋りに花が咲く。

一本気Oさんも
今年は大活躍だった。

まだまだ
仕事は残っているが、

一つずつ形がつくのは
嬉しい。

岩見沢からの帰りは
高速を使わずに下道を走った。

江別を抜けると
厚別だ。

雪は止んだけれど
積雪はびっくりするほど

多かった。
雪のせいと、

多分時節柄で、
交通量は半端なく多い。

久しぶりの厚別に
キョロキョロする。

新札幌から大谷地は
高層マンションとビル街になっていた。

私は、
大谷地の地下鉄駅で

一本気Oさんに降ろしてもらい、
地下鉄に乗った。

道はツルツル、
ここで転んだら一大事!

と思うほどに、
滑る。

ヨロヨロしながら、
地下鉄駅に入った。

これから三越に行き、
香典袋を買うためだ。

別に
三越に行くことはなかろうに、

だが、
三越で買うと

名前を筆で書いてくれるのだ。
日曜日に、

小樽で行われる通夜に行くのだが、
とても尊敬する方で、

小樽にとって
とても大事な方の葬儀だ。

その香典袋には、
きちんとした筆字で

名前を書きたかった。

私は自他共に認める悪筆だが、
それでも、

字が書けないわけではないが、
祝儀不祝儀の袋には、

やはり
きちんとした筆字が

大切だと感じるようになった。
でも、

急に筆字が書けるわけでもなく、
会社では、

パソコンで打ったりしているが、
なんだかなあ、

と思っていたら、
三越の八階で買うと

1枚までは
無料で書いてくれるのだ。

今回は
小樽に作ったNPO法人代表の名だから、

長い。
なおのこと、

私には無理。
なので、

わざわざ
三越まで来たのだが、

結果は、
良かった!

香典袋を
故人が見るわけではないが、

なんだか
ホッとした。

早く帰らないと
風邪で休んでいる夫に申し訳ないなあ、

と思いながらも、
香典袋を鞄にしまったら、

なんだか
お茶を飲みたくなって

三越の喫茶店に入った。
窓からは駅前通りの

イルミネーションが見える。
本当に綺麗だ。

札幌は美しい街、
雪も似合う。

チンチン電車の街灯は
オレンジで、

これまた哀愁を誘う。

本当に年末なのだなあ。
と、

もう一度
窓の外に目をやって気がついた。

イルミネーションが美しいのは
駅前通りから、

明るい蛍光色の街灯が
消えているからだ。

街全体が少し暗くなり、
だから、

イルミネーションと
オレンジ色の街灯が

静かな街を演出していた。

色んなことが
変わってきているんだな、

と、
なんだか

しみじみ
思った。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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