日刊せみなりーBLOG

今日こそ、まあいいか!

更新日:2020/02/14

朝、
会社の階段で、

スッキリM君が
ねあかのT君に言った。

『チョコ、
ありがとうございました!』

あら!
あなたたち、

そうー言う関係だったの?!

キャハははは
と、

スッキリM君は笑い、
靴箱に靴をしまったねあかのT君が、

『そのことは内緒にと
言っただろう』

と、
真面目風に言った。

朝から、
なんと明るいコトだろうか。

で、
気がついた。

そーか
バレンタインデーなんだ。

今、
私の中で一番燃えない行事が

バレンタインデー
かもしれない。

昔は職場でも
義理チョコをあげたり、

家でも、
夫にチョコやら何やら

買った気がするが、
豆まきは忘れなくても、

バレンタインデーは
忘れる。

思うに、
子どもの頃から

習慣化されていない行事は、
忘れちゃうのか。

我が家は、
祖父が神主のせいか、

行事は大切だった。
年越しから始まって、

元旦も盛大。
豆まきは、

一大事業だったし、
お雛様では

白酒も嬉しかった。
ただし、

男の子が居ない家だったから、
こどもの日は、

ちまきを買う程度。
札幌祭りも行ったし、

お盆は、
燈籠も灯した。

そのあとは、
しばし、

何もなくて
つまんなかったけれど、

クリスマスは、
そりゃあ盛大だった。

うちの実家は、
祖父母に、

叔母たちが同居だったから、
小さい官舎は、

ぎゅうぎゅう詰め。
そうだなあ、

官舎の広さは、
茶の間が八畳、

それに、
六畳二間で、

流しとお風呂。
お風呂は、

石炭小屋を潰して
作っていたから、

水道がなくて、
流しからビニールホースで

水を入れていた。
もちろん脱衣場なんて、

なかった。
そして、

その流しから、
急階段を上がったら、

細長い屋根裏部屋に
なっていた。

お風呂と屋根裏部屋は
いわゆるリフォームだが、

官舎なのに
リフォームができたのは、

大昔だからだ。
今の道職員が聞いたら、

びっくりするだろう。
その狭いところに、

多いときには
10人以上住んでいたのだから、

大変だったと
思うが、

行事の思い出では
みんな笑っていたから、

もしかしたら、
行事って、

いろーんな事があるけど、
忘れて楽しもうぜ!

みたいな感じで
始まったものかも知れない。

ならば、
バレンタインデーも

職場や家庭の楽しい語らいに
なれば良いのか。

朝の
ねあかのT君と

スッキリM君は、
その明るさに貢献!

ありがとうよー

でありますが、
我が家の場合、

とってつけたように
チョコを買っても楽しくないし、

今晩のご飯は、
明日を見越してカレーだし、

いやああ
なんですね。

そして、
こー言うときには

使うんだなあ。
まあいいか。

ははははは
逃げるときには、

最高の言葉
まあいいか。

夫の
良くない!の声が

聞こえてきそうである。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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