日刊せみなりーBLOG
新阿寒湖?
更新日:2020/08/16
16年ぶりに、
先日、阿寒湖温泉に泊まった。
コロナで、
本州の娘たち家族も
来れず、
私たちも行けず。
なので、
いつもなら夏休みに使うお金を
全部使って、
高級旅館に行ってみよう!
と、
道民割りが出た時
思いついた。
お願いしたのは、
遊プランの板東さん。
『飛行機も宿も取れましたよ!』
その知らせにニンマリ。
ホント、
普通なら、
絶対泊まらない値段の宿。
夫に言うと、
びっくり目玉だったけれど、
そー言うことに、
グチュグチュ言わないのが、
夫の良いところだ。
13日の朝、
5時半前に家を出た。
空港に車を停めて、
いざANAへ!
早すぎて
チェックインまで待つ。
飛行機は、
めちゃくちゃ小さいプロペラ機。
だったけれど、
窓からの景色は最高で、
これも悪くないと
思った。
釧路の飛行場からは
レンタカーで移動だ。
夫婦二人で
道東のドライブなんて、
新婚旅行以来だ。
と、
久しぶりに
ワクワクする。
天気は晴天!
釧路とは思えない暑さだった。
まずは、
義父母が眠るお寺にお参りした。
納骨堂から、
海が見えた。
札幌から持ってきたお菓子も
供えた。
線香が消えるまで
二人で義父母に向かって
お喋りをした。
それからは、
会社の現場に行った。
急に仕事が入り、
お盆休みなのに
気遣いU君、スノーマンK君、
そして健やかS君が、
働いてくれていた。
ありがとう!
差し入れだよー
私は冷たいお茶を
渡した。
夫は、
財布からお金を出して、
3人で何か食え。
と言った。
もちろん3人とも、
お茶より
お小遣いを喜んだ。
そーだよねー
社員たちは
笑顔で手を振って
見送ってくれた。
有難い。
さて、
それから、
一路阿寒湖へ。
予約していた旅館は、
思っていた高級旅館と
少し違っていた。
素晴らしいお部屋とお風呂。
特に、
部屋からの景色は
抜群だった。
でも、
想像となにかが
違う。
お風呂に入り
部屋でゆっくりしているうちに、
その意味がわかってきた。
まず高級旅館にありがちな、
緊張感がない。
呼ばない限り
従業員は来ないし、
他のお客さんの
気配すら感じない。
食事は、
お食事処の個室で頂くが、
御給仕をしてくださる皆さんも、
普通に一生懸命だけれど、
澄ましていない。
うまく表現ができないが、
あずましいのだ。
共働き歴43年。
3人の子どもは巣立ち、
孫も8人いる。
夫も一生懸命働いてくれて、
私は好きなことを
仕事にしようと
楽しく生きている。
でも、
時間に追われる生活であり、
やっぱり疲れているのだ。
そんな私たち二人にとって、
この宿は最高の時間を
くれた。
阿寒湖のほとりを散歩していた時、
夫は、
観光協会のアンケート調査に
答えていた。
マリモに関することだったが、
今回の阿寒湖で感じたのは、
阿寒湖の最大の魅力は、
この湖畔の景色と
良質の温泉。
と、【気】。
マリモは、
それら自然の恵の
象徴なのだと思う。
阿寒湖は、
静かな観光地として
人々に、
愛され続けるに
違いない。
ある意味、
コロナだから経験できた、
最高の時間だった。
お節介の達人
マチづくりのご相談承り役中野むつみでした。