社長ブログ:時にふれてBLOG

希望を失わない

更新日:2021/08/31

今週は、58ページ「希望を失わない」です。Mさんに読み上げて感想を頂きました。「その通りと思いました。気持ちは同じです。人間関係で悩み、同期がいれば相談できます。前の会社では同期が二人いました。いろいろ悩みを相談してきました。今の若い人は、内に溜める性格で、コロナでなおそうなっています。昔のように集まって相談できたらと考えています」との感想でした。会社でも二年間も懇親会等がありません。私も早く元通りに戻りたいと同感しました。

私のコメントは、「今でこそ私は、『心で思った通りに現象は現れる』と信じている。「悩みは、いつでも、誰にでも、どこにでもあります。そんな状況の中でも、気分転換を図り、明日への希望と明るさだけは失わないようにしなければなりません」と話されています。

経営12ケ条の⑫に「常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で」とあり、六つの精進でも「感性的な悩みをしない」とあります。人生でも経営でもこの「希望を失わない」が大事であると言っています。

他にも「もうダメだというときが仕事のはじまり」とのフィロソフィーがあります。私の経営・人生の中にも、信頼していた人に裏切られて、精神的にも落ち込み、病的になったこともありました。その時に私は、稲盛和夫さんとの出会いがあり、あさるように著作を読み、盛和塾に入れて頂きました。その後は、この「心を高める、経営を伸ばす」の本などの哲学と経営、企業統治の要諦など勉強してきています。

私の人生の勉強で個人的にですが、稲盛和夫さんが臨済宗妙心寺派円福寺にて在家得度したことから、「般若心経」から佐々木閑花園大学教授の仏教のユーチュウブ・著作を勉強しています。仏教の根本的な理念の「四法印」は、

  1. 諸諸行無常  すべての物事は常ならざるものである。
  2. 諸法無我  すべての物事は我ならざるものである。
  3. 一切皆苦  この世のすべては苦しみである。
  4. 涅槃寂静  涅槃は安らぎの境地である。

とのことで、他の宗教とは違い、絶対的な神にすがるのではなく自己変革の教えです。だから、稲盛和夫さんは心を高めるために在家得度したのだと思いました。私も元塾長の物真似をしています。仏教での煩悩の三悪(貪欲、怒り、嫉妬)からの悟りを目指してです。中々そうなれない自分に苛立ちながら、一歩一歩の精進です」と話しました。

仕事で出ている社員はいませんが、会社に残っている社員は全員、バイトも含め参加して頂いています。感謝しています。必ず会社のホームページの社長ブログに載せて、フェイスブックでも友達に発信しています。

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