社長ブログ:時にふれてBLOG

渦の中心で仕事和する

更新日:2021/12/13

今週は92ページ35回目「渦の中心で仕事をする」です。Ueさんにお願いしました。出張が入り、感想文を書いていただきました。私が読み合わせし、感想文は貼り付けます。素晴らしい感想文力です。

渦の中心で仕事をするUeさん感想文

私のコメントは次の通りです。

「自ら渦を巻き起こせるような、主体的で積極的な人材であるかどうか、これによって仕事の成果は言うに及ばす、人生の成果も左右されると私は思います」と書かれています。ネットで表題を検索すると次のようなブログが出てきました。

課題、問題があるときに問題意識をもち、周りの人たちにそれをシェアしていく、そうすると、その人の周りに人が集まるようになり渦ができていく。この渦の中心になろうという考え方です。この「渦の中心になる」で重要なのが命令して人を動かすのではないということです。命令するのではなく、まず問題意識をもち、周りと協力して取り組むようにするということなんです。命令でもって人を動かすのではなく、問題を提起することです。「こうしたいけど、どうしたらいいか皆で考えましょう」という声を挙げることで、自然とそこに人が集まり渦ができるという状態が理想です。

 JALの再建でも「渦」が、あちらこちらでできたようです。次の「AERA」の記事がありました。

機長の大橋篤さん(45)は「カエル会議」という有志の会を立ち上げた。遅れが目立った便などを取り上げ、運航にかかわった社員が部門を超えて改善策を話し合う。タテ割りや事なかれ主義が蔓延していた以前ならあり得なかったことだ。

整備士の佐々木一(かず)至(し)(35)は破綻前、「会社と自分をつなぐのは給料だけ」と思っていた。上司からの頼まれ仕整備では、リストラで大勢の年配社員が職場を去った。その送別会。出てくるのは会社への恨み、つらみ。そんな頃、社員の気持ちを束ねる行動規範として作成された「JALフィロソフィ」の40項目を見つめた。「俺、1項目しかできてないじゃん」、 すぐに優等生にはなれない。だが、この会社で働く自分を好きになることから始めたいと思った。今はフィロソフィの勉強会でファシリテーター(指導役)を務める。

客室乗務員の吉原実佳(46)は、経営はどこかで誰かがやっている、自分には関係ないことだと思ってきた。破綻後、稲盛が書いた会計本を買った。減価償却の概念、キャッシュベース経営の原則。目次を見るだけで頭が痛くなったが、DVDを見るうちに抵抗感は薄れていった。

 今、路線の収支や搭乗率はリアルタイムで開示されるようになった。不思議なもので、数字で示されると、それを上回ろうと現場も動く。経費を削るため書類はコピーせずにメモを取る。持ち込む荷物は極力減らす。機内販売では商人(あきんど)を意味する「AKD48」と名付けた活動も始まった。

「他人事と思わず、自分もやる。それが経営だとわかった」

 リーダーシップという言葉があります。①変革を作り出す人、②新たな方向性を示す人、③フォロワー(補佐、ファンになる)がいる人 など、いろいろは表現がありますが、稲盛さんが言われる「渦の中心で仕事をする」という表現は

⑴問題意識を持つ

⑵主体性を持って対応する

⑶率先垂範により、周囲も協力してくれる

⑷よい結果(成果)が上がる  *これが真のリーダーシップ! と思いました。と他のブログで書かれています。

 

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