社長ブログ:時にふれてBLOG

職場のモラルを体現する

更新日:2022/07/13

今週の社長勉強会は、第58回目、146ページ「職場のモラルを体現する」です。Kiさんに読み合わせと感想をお願いしていました。その感想は『書かれている「卑怯な振る舞いをしない」ですが、この会社では見当たらないです。言い逃れが必要なシチュエーションがあると思いますが、この会社は素敵なリーダーが多い。私も他の人に教えるときには、ごまかさないで、ちゃんと調べて話したいと思います。』と話してくれました。私のコメントは次の通りです。

「リーダーは、勇気、潔さを持たねばなりません。言い換えるならば、リーダーは、決して卑怯であってはいけません。」「出処進退を明確にし、あやまちがあれば、潔くそれを認め、集団や部下に詫びを入れ、決して言い逃れや、言い訳をしてはなりません。」「集団、それはリーダーを映す鏡なのです。」と書かれています。

「いい会社はルールよりもモラルを大切にしている」というブログの書き込みがありました。『”いい会社”とはどんな会社でしょうか?・社員が楽しそう・雰囲気がいい・福利厚生が充実している・残業や休日出勤が少ない・給与がいい・儲かっている・社会貢献している、などが挙げられるでしょう。

結論は、無意味に多いルールは組織をダメにし、モラルは社員の自立を促します。そして、モラルを高めるためには、ミッションやビジョンを社員と共有し、信頼関係を築くことです。会社の中でのモラルを考えると、事業活動において普遍的な基準に、置き換えることができます。そしてこのモラルは、会社の文化や考え方によって違ってきます。・ミッション・ビジョン・理念・価値観・哲学といったところでしょうか。これらを社員に浸透させることができると、ルールを作らなくとも、それらに基づいて、社員は行動するようになります。・ルールやマナーを守る・仕事に責任感を持つ・嘘をつかない・臨機応変に行動できる自立した社員が増えるんです。』と書かれています。

以前、会社の研修で、広澤かつみさんに『5S活動』の講演と実践研修をしていただきました。

「整理」⇒必要なものと不要なものに分けて不要なものを捨てること

「整頓」⇒必要なものがいつでも使えるように決められた場所に準備すること

「清掃」⇒必要なものに付いた異物を除去することや、必要なものの周りをき

     れいにすること

「清潔」⇒整理、整頓、清掃が繰り返され、汚れがない状態を維持すること

「躾(しつけ)」⇒決められたルール・手順を正しく守る習慣をつけること

広澤さんは、「基本は仕事の効率化です。ものを探す時間を無くして合理化することが大事です」と話されていました。これも大事なモラルの観点です。哲学と共にモラルを体現しなければなりません。』と話しました。

追記としてその後、Hoさんから「リーダーは、卑怯な振る舞いをしないということを忘れてはいけない」との感想から、私の追加のコメントとして、『昔に、受注の町の部長さんから、自分の息子の就職先の会員となって欲しいとの依頼がありました。辞めていった、権謀術策が得意な取締役営業部長がその話に乗って、社長も会員になって下さいと頼まれ会員になりました。今考えると非常に卑怯な振る舞いで反省しました。今は正々堂々と営業を行うことを信条にしています。』と参加の社員に話しました。

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