社長ブログ:時にふれてBLOG

エネルギーを注入する

更新日:2022/07/19

今週は59回目、148ページ「エネルギーを注入する」です。Ntさんに読み合わせと感想をお願いしていました。「この事は、部下を持つリーダーの力不足と思いました。私の仕事では、他人任せにしないで、私がやらなければと思います。お願いしたことも、それで手が離れたとは思いません。お願いされた方もモチベーションは低くなりますが、会社全体として最後までやりきります。自分の責任としてもやりきります。」との感想でした。

私のコメントは次の通りです。後半は、大臣表彰受賞と当社の経営理念についてと感謝の言葉です。

「リーダーが持っている情熱、エネルギーを部下に注入すると言うことです。…部下のエネルギーを自分と同等かそれ以上に高めていくのです」、「これは自分の仕事なのでどうしてもやり遂げなければならない』という状態になるまで、部下のエネルギーを高めることができれば、九割がた成功すると思います」と書かれています。

稲盛和夫著『成功への情熱』では、次のように書かれています。「一人でできる仕事はあまりに小さく、会社の継続的発展を望むなら社員を巻き込んで竜巻のような遠心力を発揮して仕事を発展成功させなければいけないでしょう。そのためには社員一人一人が会社が取り組んでいるプロジェクトを自分事として捉え、情熱を燃やして寝ても覚めても考え抜き足を棒にして働かないことには成功には程遠いと思います。それにはリーダーへの信頼とこの人のためならという尊敬の念が必要だと思うのです。リーダーが部下に仕事のことを語りかけるとき、部下の心を燃やすような思いや理念がなければ、部下にエネルギーを注入することができないと思います。」とあります。信頼と尊敬の念は自分として未熟ではありますが、心を燃やすような思いや理念は確固としてあります。

七月十一日に、(一社)日本補償コンサルタント協会本部の推薦により国土交通大臣表彰を受賞しました。今回受賞した「国土交通大臣表彰」では「あなたは多年にわたり建設事業の振興に尽力され公共の福祉の増進に多大の貢献をされました」と書かれています。これは当社の経営理念の一番目の「全てにおいて誠実であり続け、国民の財産権を守るプライドある(誇り高い)仕事をする」ことの実践証明と感じています。また経営理念の二番目は「社員の力を伸ばしきれる環境を創りながら、ゆるぎない経営力をつけて社員の豊かな生活を実現し、社会に貢献する」として公明正大な当社の使命をかかげ、社員の心を燃やすような理念となっていると確信しています。

最後に、この栄誉はひとえに皆様のご支援によるものと、あらためて感謝申し上げる次第でございます。今後も皆様のご期待にそむかぬよう、なおいっそうの努力を重ねる所存でございますので、なにとぞ引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます。』と書かせていただきました。

中野2

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