社長ブログ:時にふれてBLOG

自らの常識を破る

更新日:2023/05/09

今週は第91回目、222ページ「自らの常識を破る」です。Obさんのローテで読み合わせと感想をお願いしました。感想は次の通りでしたが、後半部分は聞き取れませんでした。申し訳ありません。

経営者でないので、よく解らない問題です。しかし経営も仕事であり、ギャップを考え、5%の利益を出すことを考えるとAIの方がよいのではと思う。しかし、経営はリスクを恐れないで行われなければと思います。」 と、私のコメントは次です。

「固定観念に基づいて、経営を行ってはいけません。枠にとらわれない『心の自由人(野人)』でなければ、クリェィテイブな発想も高収益も達成できるはずがありません。自らの常識を破り、自己を変革していくことが経営者には必要です」と書かれています。

福岡英一労務経営事務所代表の「アメーバピグ」のブログでは、次の書き込みがあります。

人は自分が思うところの人になる。しかし、それ以上にはならない。「この程度でいいや。」と思うとその時点で小さな自分が出来上がってしまう。それどころか、退歩してしてゆくことさえある。今の2倍、3倍の売上、利益をあげるためにどうしたらいいかを常に考えていると、新しい発想が生まれてくる。それは単に売上、利益を向上させるためだけでなく、世のため人のためになる創造的な仕事につながってゆく。 

中小企業主は税金を払うことを損のように考え節税に走りがちである。そのため、高い外車を購入したりする。松下幸之助さんはダム式経営を標榜し実践された。松下幸之助さんのお話を聞いた稲盛和夫さんもダム式経営を実践された。税金をしっかり支払い、残ったお金を内部留保に充てる。リーマンショックのように予期しない不況がやってきても、内部留保の厚い会社は倒産せずに持ちこたえることができる。稲盛和夫さんは経常利益率10%は当然のこととして実践され、今日の京セラやKDDIを創り、日本航空の再建にも当たられ、大きな成功をされた。これでいいや、自分はこの程度だ、という自らの常識を破ることから始めよう。とあります。

 私自身もそうでありました。稲盛和夫さんとの、盛和塾との出会いで、その経営哲学と「教え」に出会って、「赤字にならなければ」との浅はかな観点が変わっていきました。それから十年、平均で13.80%の総売上経常利益率を達成しています。この事が、「従業員の物心両面の幸せ」の実現に繋がっているとの信念となっています。当社の経営理念を見直して、理念を高めていく原点となりました。

 

 

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