社長ブログ:時にふれてBLOG

組織を問い直す

更新日:2023/07/10

今週は、第96回目、234ページ「組織を問い直す」です。Ouさんに、読み合わせと感想を頂きました。感想は次です。

経営の事は色々な本に書かれている。どれがどうかは解らないが、別な本を読んでみた。よい組織としては、会社の社会的価値があり、それを存続する組織力があり、従業員のスキルを高めること、社会貢献することでスキルを高めていく事です。当社は、公共の事業で成り立っています。信頼を無くすと会社として成り立ちません。信用がついているのかを考えて、それから組織を強化していく、目標として進む。本分としての補償コンで信頼され、組織して成果を上げていくことと考える。私のコメントは次です。

「私の場合には、現在会社が存在するために、そして今会社を効率的に運営していくために必要なものが組織であると考えています。そしてこの考えに基づいた組織をその都度つくり、この機能を果たすために必要かつ最少の人員をその都度配するのです。」と書かれています。

いつも紹介している「井上光労務サポートオフィス」のブログでは全文を紹介していますが、「形からではなく、実体にあった組織ということなんでしょうね。」と感想を述べています。

また、株式会社フォスターワン坂上仁志さんのブログでは、「私のためでなく、公のために人を使う」松下幸之助として、「必要な仕事をやってもらうために人を雇い人を使っているわけである。だから形の上では、経営者が人を雇い、上司が部下を使っているようであっても、実際は、企業としての公の使命を達成していくために、それぞれに必要な仕事を分担しているということになる」と組織の意義にも言及している。

 当社の組織は複雑ではありません。経営者がいて、全体会議があり、そのための幹部の事前打ち合わせ会議。営業部門、技術部門、総務・経理の管理部門であり、その機能を果たすために必要かつ最小の人員をその都度配いしてきました。その他、創造的な仕事を開発するための「調査開発部門」が必要なのではと考えてきました。

当社は、経営指針(経営理念、ビジョン、経営方針)を作成文書化し、月一度の「全体会議」等で明確化しています。各部門でその経営方針を具現化する必要があります。特に業務の見直し、働き方改革を創造的にDX化等で生産性向上と品質改善が求められています。

 理念、ビジョン、経営方針及び力点は明文化されていますが、知っている「知識化」だけでは進歩発展できません。知識を信念として「見識化」して潜在意識に透徹する思い願いとし、行動を起こし実践する「胆識化」しなければ血肉化し実践とはなりません。

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