社長ブログ:時にふれてBLOG

心の修練を積む

更新日:2023/09/11

今週は第101回目、246ページ「心の修練を積む」です。Mgさんの担当で読み合わせと感想を頂きました。感想は次です。

60を過ぎて自分を見つめるとき、いつも思いますが、自分は経営者に向かないと思います。自己本位で、情にほだされて、一線を踏み外すと思い、自分は経営者にはなれないと感じます。ただ、筋の通った一本が会社の発展には必要です。幹部が、どういう様な会社を創っていくのかを、同じ気持ちで、長く継続していく会社にしていきたい。

私のコメントは

「戦時中…重責を担った将官クラスの中には、中国の古典に傾倒する人が多かったといいます。…彼らは人間の道について、そのような書に教えを仰ぎ、心の修練を積んだのです」と書かれています。

坂上仁志(株式会社フォスターワン 代表取締役社長 経営コンサルタント)による「ランチェスターNO1戦略…」の書き込みからは、『経営者はいかに多くの難しい問題について判断を迫られることでしょう。判断の連続が経営者の日常をいっていいでしょう。ことに当たって、「右をとるか、左をとるか」、その判断の難しいことは、有名な経営者であっても、考えあぐねて、占い師を訪ねたりすることがあるほどです。しかし、経営者である限り、日常茶飯、判断を重ねていかざるを得ません。この判断を左右するのが、私たちの心や人生観なのです』と書かれています。

福岡労務経営事務所 代表福岡英一氏のブログ「みんなの幸福を求めて」には、要約すると「経営者は常に難しい判断を迫られます。…経営者は何事がおきても動じないだけの強い心が必要です。…自分はいくら努力しても、社員に労働基準法に違反するような行為をさせてはなりません。経営者は常に心の修練を積む必要があると申せましょう。」とありました。

私には、稲盛和夫さんのフィロソフィーがあり、盛和塾機関誌156号まで塾長講話があります。塾長の沢山の著作があり、稲盛デジタル図書館のDVD記録が残されています。機関誌マラソンは2周目ですが、その毎号に書かれている「塾長理念」と「塾長講話」等の学習は、従業員の幸福を実現し己の心を高めるものです。文字通りに心の修練を積むことが出来ます。週一の「心を高める、経営を伸ばす」の社長勉強会は100回を超え、月一の全体会議では、塾長のDVDなど全員で視聴し研修しています。また個人的には、仏教の本(佐々木閑、中村元、釈徹宗、手塚治虫等各先生)、中村天風、安岡正篤さん勉強もあります。全従業員とこのフィロソフィーを共有して「心の修練」を積み、心を高めて経営を伸ばしていきたいです。

ビッグモーターの不祥事の記者会見について、社長の考え方を問う質問がありました。この答えは長くなるので、別に、後でブログを出します。

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