今週は第104回目、252ページ｢大きな愛にめざめる｣です。Sgさんの担当で、読み合わせと感想を頂きました。感想は要約すると、次のように話されました。

「全社員に幸せをもたらす大きな愛については素晴らしいと思います。直接実務に現れる事ではありません。全ての従業員にとってではなく思います。組織の成功には必要ですが、バランスをとりながら判断する必要があります」と。私のコメントは次です。

｢家庭を犠牲にしているとは思っていません。…多くの従業員を幸せにするという大きな愛を、私は使命と感じているからです｣｢集団に幸せをもたらす経営者というものは、このような大きな愛に目覚めた人でなければならないと信じているからです｣と書かれています。

クレアネットの代表谷 美輝氏のブログ、盛和塾まとめ/［盛和塾］-機関紙マラソン-10号の塾長理念｢大きな愛にめざめる｣に次の書き込みがあります。『経営者たるものの愛情の考え方を説いています。経営者は家族などの愛情を持つのは当然ですが、もっと大きな愛情も持たねばならない。しかし、大切なことはこの大きな愛を持つことを全社員に求めてはいけないということです。これは自分でも非常に誤ったことと痛感しています、誰もが経営者のようにできるものでもない、行動も同じくすることはできない、だからこそ、考え方はベクトルを合わせるべきで、お互い他人だから一緒の船に乗って共に歩まないといけない、という意味に理解しました』と。

「Amebaでブログを書こう」との書き込みに、山口憲和氏の感想として次がありました。｢これはとても難しい問題です。特に私のように器が小さな人間ではなかなか大きな愛に目覚めるところまでいきません。まずは小さな愛から始める。それが凡人のスタートかと思います｣と書き込んでいます。

塾長は、家庭を犠牲にしているとは思っていませんと話され、家庭を守るという｢小さな愛｣は、全従業員の幸福という大きな愛に含まれると言っているように理解しました。ここでも｢小善と大善｣があると説明しているように思いました。しかし、その小善は大悪ではありません。小さな愛ですと話していると思います。大きな愛で、小さな愛を包含(ほうがん)していると。

私のコメントのあと、Hoさんから意見が出されました。『若いときは自分を守ることで精一杯でした。結婚したら家庭を守る、家族を守ることに広がりました。しかし、会社を守らないと家庭は守れない。この様に日本を守る、世界を守る、宇宙を守ると広がっていきます。大きな愛にめざめることになります』と話されました。