日刊せみなりーBLOG

雨の日に

更新日:2018/07/05

大雨の今日、
なぜか山の木の現地調査に

向かった。
理由は一つ、

大雨で山の木の調査が中止になり、

時間が勿体無い!
行けないでいた現地踏査に行きましょう!

と、
気遣いU君が言うので、

私が管理技術者なので
当たり前に一緒に行く。

久しぶりの山だ。
と言っても、

今回の調査区域は
道の脇のため、

やりやすい。はずで、
『2現場回ります!』

の掛け声に、
私は、はいはいと、

引きづられて
現場に来たが、

留萌と美唄だから
まあなんですね、

雨の中
ご苦労様ですの気分で

現地に着いた。

現地踏査とは
現場の下見みたいなもので、

場所の確認と
ご挨拶、課題の見極め

みたいな仕事で
今回は、山の木だから、

ご挨拶は事前に済ませ、
現地を見るだけだが、

山の中は
雨とは言え、

いい空気だ。
久しぶりだなあ。

と、
感慨深い。

私は基本的に
都会人間で、

山とか海とかキャンプとか
行かなくても良い派。

そりゃあ子どもの時は
父に連れられて、

支笏湖のキャンプに行き、
三角テントで寝たけれど、

大人になったら
おつきあいでキャンプに行く程度、

ましてや
山は見るもので

登るものではない!
と、思っていたから、

うちの会社に入り
初めて山の木の調査をした時は、

きゃ!ひゃ!あれー

で、
大変だったけれど、

登山靴を買い、
虫除けネットを被り、

首にはタオル
手袋は手首が出ない特殊品を付け、

笹を分け
笹に掴まり

道なき山を登りながら
調査を覚え、

気がつくと
柄にもなく

山の木の調査は
むつみさんの仕事になった。

お陰で
熊の熱々うんちもまたげたし、

山の清らかな空気も
吸う事が出来た。

数年前に
内科的一病息災になってからは、

もしも発作を起こしても
助けられませんから!

と言われて
山の木は引退していた。

今回も旗振りのみだが、
来てよかった。

気遣いU君曰く
『最強の蚊です』

がいたが、
久しぶりの自然に

心が現れた。

北海道にも
大雨が降るようになった。

川の氾濫に備えるのも
大切な仕事である。

お節介の達人
マチづくりご相談承り役 中野むつみ

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