日刊せみなりーBLOG

小樽のツルヤ餅店!

更新日:2019/06/08

今日のお昼は、
大福2個とべこ餅だった。

それも、
道を歩きながら食べるという、

え?の感じだけれど、
小樽を歩きながらだったので、

許された。
場所は、南小樽。

花園病院の近くだ。
相生と呼ばれる南小樽から、

花園に向かうと
踏切の先に、

旧花園病院がある。
今は、

宿泊施設になっている素敵な建物で、
そこを越えると、

古い下見板の
ツルヤ餅店があった。

今日は、
小樽から南小樽に向けて

散策をして、
そのあとは、

NPO法人小樽民家再生プロジェクトの
会議だった。のだが、

その散策の途中で
ツルヤ餅店を見つけたのだ。

実は
ズーーーと

行きたかった餅屋なのだが、
小樽はとてもわかりずらい道ばかりで、

中々目的地に辿り着けないのだ。
この餅屋の豆餅は絶品らしく、

お正月には
すぐに売り切れるらしく、

来年こそは
買いたいと思っていた。

嬉しい!
と、

飛び込んだ店には
小さなガラスのケースが2個。

それも
ガラスケースの中には

一段しかお餅を並べられない。
すあまと、べこ餅と大福が、

30個くらいずつ、
お皿に乗って並んでいた。

ちょうど昼時で
お腹が鳴っていた。

よし!

『べこ餅と、草大福と、豆大福を
一個ずつ下さい!』

お店のおばさんが
薄いプラスチックケースに入れて、

ゴムをかけ
包装紙を帯にかけてくれた。

私は店のガラス戸を
閉めると同時に、

べこ餅を食べた。
小ぶりだけれど、

本物の笹の葉の上に乗ったべこ餅は、
もっちりとして、

黒砂糖の味が際立つ、
三口くらいで無くなった。

次は、
大福だ。

まずは
草大福から食べよう。

道を歩きながら
大きな大福にかぶりつく。

しっかりとした草餅から
つぶあんが溢れ出す。

もっと
大口を開けねば。

ふと、
さっき出たばかりのツルヤを見たら、

やっぱり
リュック型のバックを背負った女性が、

店のガラス戸を開けていた。
そうよね。食べたくなるよね。

で、私は草餅を食べ終わり、
豆大福に手を出した。

お正月の豆餅が
絶品だというのだから、

豆大福も
美味しいに違いない。

丸くてふっくらした豆大福に
かぶりつく。

美味しい!
草餅より、

餅が少しだけ
柔らかい気がする。

餡はこしあんで
しっかりしている。

なによりも
餅の中に入っている豆が

美味しすぎる。
柔らかくそして味を感じる黒豆。

それも、
豆がたっぷり入っていた。

これは
お正月限定の豆餅の味が

想像できるというものだ。
私は、

べこ餅も草大福も好きだけれど、

この豆大福なら
3個は食べられる。

そんな感じだった。

ツルヤ餅店は
昼過ぎには売り切れてしまうそうだ。

昼に行ったのは
正解だった。

小樽の街は
こうやって歩くのが面白い。

どうぞ皆様
一度、ツルヤ餅店をお探しあれ。

べこ餅も草餅も美味しいけれど、
豆大福、病みつきになりそうだ。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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