日刊せみなりーBLOG

完全徒然の話

更新日:2019/06/24

人に話していて、
自分のことに気がつくことがある。

今日は
そんな日だった。

小さくても、
会社を経営していて、

社長である夫を
支えているつもりで、

色んな学習会にも行くが、

今日、
友人に話していて、

気がついた。

よく、
『うちの社員が元気が無くて』

という経営者がいるが、
それは経営者が元気がないから。

よく、
『うちの社員は逃げてばかりだ』

という経営者がいるが
それは経営者が逃げているからだ。

これは、
小集団のリーダーにも、

言えて、
部下が育たないと嘆く人は、

自分が育っていないから。
であると。

だって、
リーダーが明るく元気で前を向いていたら、

自然に周りに
空気の渦が起こり、

みんな
楽しくなって

元気に
前向きになるではないか!

なんで
そんな単純なことに

気がつかなかったのかしら。

思うに、
頭で理屈を考えすぎなのね。

色々な勉強会も
理屈が多すぎて、

感じることがなさすぎる傾向が
あると、

とっても大きく
気がついた。

人間も
自然の中で生きているから、

本当は
感覚が研ぎ澄まされているはずなのに、

理屈が先行して、
自分の感性を押し込めてしまっているのでは?

と、
感じたのだ。

今日会った友人は
2年前にご主人を亡くされ、

まだ悲しみの中にいたが、
私に庭に咲いたバラとミントを

持ってきてくれた。
ご主人が、

『一番先に咲いた花は摘まないでね』
と、言っていたそうで、

二番花かな。

なんと、
感性豊かな優しいご主人だろうか。

私は逆に、
誰も住むことがなくなった実家に

ひとり咲く薔薇、
一番先に咲いた薔薇を

摘んで家に飾った。
誰からも褒められることも、

愛でられることもなく
咲く薔薇が不憫だったからだ。

自分の中に、
こーいう気持ちが出てきたのは

2年くらい前からだ。
それまでは、

部屋に花を飾ることも
なかったのに。

うちの夫、
ハリマオウN社長も

実は、
感じる方の人だ。

ただ、
言葉で表現ができない。

下手なだけだ。

で、
ふと、

思ったのだが。

経営者だって
元気がない時、前を向きにくい時がある。

そんな時は、
自分のその気持ちを認めたら

どうだろうか。
ただし、浸らない。

社員だって、
人間だもの、元気のない時もある。

そーだよねーー

でも、
浸らないでいよう。

経営者があったかかったら、
社員もあったかくなるはずだから。

社員は経営者の鏡って、
きっとそー言うことなのね。

なんとなく
納得して、

理屈に走りがちな
我が身を反省した月曜日だった。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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