日刊せみなりーBLOG

やれやれあーやれやれ

更新日:2019/06/30

人生の挑戦は
ドラマのようには行かない。

今日は、
むつみさんの歌の発表会だ。

昨年の8月、
縁があって歌を習うことになった。

私は、
自他共に認める音痴でリズム感なし。

今まで、
一人で歌ったことなどない。

カラオケは、
人生で数回くらい歌ったかな。

そんな私が
なぜ歌を習おうと思ったのだろうか。

それでも、
歌を歌うたび、

自分の心の
開かない扉を感じ、

変わりたい。
と、思うようになった。

そして、

歌の発表会があるけれど、
参加しますか?自由ですよ。

と、
先生に言われた時、

迷わずになぜか
『出ます!』

と、
答え、

選んだ曲は
銀の龍の背に乗って

だった。
理由はわからないけれど、

浅草の浅草寺を歩いていた時、
急に、

ギーんのリューの!
と、頭に浮かんできたのだ。

いやはや
勘で生きていると言ったって、

これは無謀な選択だった。
と、

習い始めてから気がついた。

それでも、
一生懸命練習し、

家では、
夫の枕元でも、

ギーんのリューの!
を歌った。

ちなみに
発表会の時は、

生バンドがついてくれる。
よし!ドレスを派手にして、

力を入れるぞー!
と、思ったが、

前々日のリハーサルの時、
なんと!

音が取れず、
というか歌を忘れた。

やばいじゃん!
と、

2日間、
練習を重ね、

大丈夫大丈夫大丈夫!
と、暗示にかけ、

本日本番となった。

場所は、
うーん、なんというのだろうか、

ジャズバーみたいなところで、
小さな舞台に楽器が並び、

私は歌手?
の雰囲気だ。

楽曲は29曲、
私は、7番目だ。

ジャズバーなので
ライトがつき、

お客様は木のテーブルで
歌を聴く。

おおおお
最高!

だが、
始まると、

みんな、
上手い!

うますぎる!
やばっ!

いやできる
きっとできる

私は度胸がある
本番に強い。etc.

を言い聞かせ、
ステージに上がり、

いざ!

と、
歌おうと思ったら、

歌詞が消えた!
ぎゃおーん!

慌てて後ろを向いて、

バンドの皆さんに、
『歌詞カードありますか?』

と聞いたら、
バンドには歌詞カードはない!

客席に、
『すみません!少々お待ちを!』

と、叫んで、
自分の席から楽譜を持ってきて、

すみません!

と言って、
楽譜を見ながら歌った。

結果は
実力通り。

それでも、
一生懸命歌い、

音がずれたり
息が続かなかったり、

したけれど、
明るく元気に歌い通したコトには、

自信があるが。
いやはや、

見にきてくれた夫と三女は
冷や汗たっぷりをかいたようだ。

ドラマなら、
大成功!で拍手喝采で終わるのだろうが、

ここが現実。
でも、

違った意味で拍手を頂いた。
やれやれ

来年は
他の皆さんのように、

本物の
拍手喝さいを頂けるように

精進する所存である。
ほっ。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

記事一覧