日刊せみなりーBLOG

バリバリ夕張!

更新日:2019/07/08

お中元の季節がやってきた!
ので、

会社は、
お菓子やらゼリーやら、

なんと!
夕張メロンやらが

休憩室で
待っている。

おおおお

良い季節だ。
今日は、

その夕張メロンが食べごろだから、
午後からみんなで食べてるはず。

かく言う私は、
所用で出かけるため、

取っておかなくてもいいよー
の人だ。

現場中の
ねあかのT君とまっすぐM君にも、

当たらない。
が、

ご勘弁を!
仕方がない。

富良野などの青肉メロンが出て、
好みは分かれるところだが、

夕張メロンは、
やっぱりブランドだ。

甘さが違う。
昔、父がまだ北海道職員だった頃、

夕張メロンが作られ始め、
試食のような形で貰ってきた。

びっくりするような甘さだった。

私が成人すると
父から教わった夕張メロンの食べ方は、

半分に切って
タネを取り、

そこにブランデーをたっぷり注ぎ、
メロンをくり抜きながら、

ブランデーとともに食べる。
これが誠に美味しい。

夕張メロンは出始めで、
今ほどは高くなかったように思う。

今は、
嘘のように高くて、

そんな食べ方は
夢のまた夢だ。

それにしても、
夕張は不思議な街だ。

高級メロンの産地であり、
全国にその名が知れ渡っているが、

同じくらい知れ渡っているのが、
破綻した街。

鈴木北海道知事が
頑張って立て直しをされていた。

一体今は
夕張はどうなっているのだろうか?

と、
思っていたら、

友人が、
良い機会を作ってくれた。

私が代表を務める、
NPO法人小樽民家再生プロジェクトの話を

夕張でしないか?
と言うのだ。

もちろん
二つ返事で引き受けたが、

一番興味を引いたのは
今の夕張を知りたい。だった。

先日見たニュースでは
とても明るい中年女性が、

夕張は
いいとこだよ!

と、
笑っていた。

その明るさには、
破綻のイメージはなかった。

小樽の空き家再生をしながら感じるのは、
一番大切なのは、

この街が好き!
という思いだ。

きっと
夕張にも、

この街が好き!
と言う方々が、

いっぱいおられるのだろうが、
それが周りに見えない。

夕張に限らず
どんな街にも、

この街が好き!
と言う人たちがおられるはずで、

そこが周りに見えないと
人は寄ってこない。

今年に入り、
私は日本中の街に、

私はこの街が好き!
と言う人が

わんさかいることを
知った。

そして、
そー言う人がいる街は

明るく元気に再生をしているのだ。
まずは、

自分から言いましょう。
私はこの街が好きです。

恋愛みたいなものねえ。
待ってるより自分から。

まあ、
そんな話をしに土曜日に夕張に行く。

もち、
帰りは夕張メロンと一緒である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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