日刊せみなりーBLOG

おしゃべり知識は

更新日:2019/10/21

あったかい本日は、
帯広の旅。

相棒は
一本気Oさんだ。

先週は、
一本気Oさんと

函館、北見に行った。
それぞれに、

丸一日、
車内に二人きりでいるわけで、

おしゃべりな私は、
ほぼずっと喋りっぱなし。

一本気Oさんも
眠気覚ましで話に付き合ってくれる。

会話は
多岐にわたり

本日の会話は
室工大の金属の話から始まった。

私には全くわからないけれど、
鉄と水の話から、

なんと!
鉄筋は日本のものが一番優秀だと知った。

固すぎずしなるので、
地震に強いのだそうだ。

で、
話はそこから、

ジェネリクスと
先発の薬の話になった。

私は、
ジェネリクスを否定はしないが、

微妙に先発薬の方が効くと思う。
それは、

自分自身で薬を飲んだ結果なのだが、
それはお医者様も感じていて、

先発をつくった会社は、
薬の種類と割合は公表するが、

微妙な作り方の塩梅があって、
それが差になると聞いた。

漢方薬は
会社によって効き目は明らかに違う。

それは、
使っているものが同じものでも

違うから。
これは、お米に例えられて

納得した。
ゆめぴりか5グラムでも、

農家によって味が違うのだから。
なんて話を鉄と一緒にしていた。

なにせ、
帯広まではそこそこ遠い。

あれはなんの話からか、
そうだ!アンバタサンが品切れの話からだ。

そこから話は
帯広と釧路の話になった。

一本気Oさんは、

『仕事で行った中で
一番好きな街は釧路ですね』

と、言った。
『え!そうなの!』

いや、
ここは驚くところではない。

釧路の皆さん
ごめんなさい。

でも、釧路の方以外で
釧路を一番好きだと言った人が

周りにいなかったのだ。
一本気Oさんは、

『苫小牧に似ているからかも知れません』
と言った。

一本気Oさんは、
室工大を卒業し、

苫小牧の会社に13年間務めた後、
札幌に来ている。

きっと、
苫小牧の思い出は

良い思い出なのだろうと
思った。

一本気Oさんは続けて行った。

『釧路の広さもいいし、
シャッターが降りているビル街も

なんだか
いいんですよね』

これは、私もわかる。
人生は、青山新宿の時ばかりじゃないから。

そこから話は
釧路の宝はなんだろうか!

になったけれど、
上手く答えが見つからないまま、

車は目的地に着いた。
お客様との打ち合わせも無事終わり、

インデアンカレーを食べて、
現場を見たら、

時間はすっかり夕方だ。

車がトンネルを抜けるごとに
空はどんどん暗くなった。

そして、
車が千歳に近づいた頃、

星が輝き始めた。

『星って、どうして光ってるのかしら』
ふと、

今まで、
不思議に思っていたことを口にしたら、

『それは燃えているからです』
一本気Oさんが言った。

えええええ!!!!!
そうなの!!!!

恥ずかしながら
私は高校まで卒業している。

一本気Oさんとの本日の会話は
化学に始まり、

天文学で終わった。
あ、小学生レベルだが。

それにしても、
星は燃えてるから光ってるのか!

本日1番の収穫である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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