日刊せみなりーBLOG

正装で!

更新日:2019/10/23

夫婦二人で
結婚式に出席することになった。

おー久しぶり!
で、

私は訪問着を着る予定だ。

ハリマオウN社長こと夫は、
普通に黒いダブルの式服に白いネクタイ、

ネクタイピンは
少し気取るようだ。

『靴は礼装用のがあるよ』
と言うと、

え?そんなのあるのか!

と言っていた。
あまりに久しぶりだから、

忘れちゃったのだろう。

多分、
一番近い結婚式は

三女の結婚式。
9年くらい前だろうか。

当たり前に
その時は、

夫はタキシードで
私は留袖。

私の留袖は自前だ。
一番最初に結婚した次女の時に

奮発して作った。
お相手が岐阜の方で、

こちらとは少々勝手が違い、
ちょびっと見栄を張った。

もっとも、
三人姉妹なので元は取れたと思う。

その時、
夫は『俺のタキシードは作らないのか?』

と言ったが、
男性のタキシードは必要ない!

と、
作らずに、

靴だけ買ったのだ。
夫は結構ブツブツと、

なんで俺が貸し衣裳で
お前が着物を作るんだ。

と、
言い続けていたが、

すっかり忘れてしまったらしい。
良かった。

で、
訪問着は、

娘の結納やら
知り合いの結婚式やらで

多分、
3、4回着たが、

しばらく
結婚式とは縁遠くなり、

タンスの奥深くに鎮座したままだった。

久しぶりに出した着物だが
全く問題はなし。

タトウシと呼ばれる着物を包む紙が
優れもので、

かなりの湿気でも
着物を守ってくれる。

日本人の知恵ってすごい。

そして、
なぜか、年にあった着方ができるのだ。

服だったら、
20年近く前のものは

どうやっても着られないが、
訪問着でも、小物を替えるだけで、

年相当の格好になる。

私は若い頃は、
結婚式だって平服でいいじゃん!

みたいに思っていたが、
ある時、

女性経営者の先輩に、

『結婚式に正装で行くのは、
結婚をされる方とそのご両親に対しての

礼儀なのですよ。
おめでとうの気持ちを正装で表すのです』

と教えてもらった。
そうかあ、そうなのかあ。

気持ちがあれば
格好なんてどうでもいい。と、言うのは、

相手への思いやりが
足りないのだ。と、

気がついた。
結婚は人生の一大事だ。

出席する人たちも
それに見合った服装で行く。

今考えれば
当たり前のことなのに、

若気の至りだなあ。
と、思う。

それにしては、
男性はどうでもいい感じ。

せめて、
ワイシャツくらい新調したものを

着てもらいたいと
気がついたのが遅かった。

結婚式は
新婦が主役。

そして、
お客様は女性が主賓。

女性が輝くように
結婚式はなっているのだ。

姥桜も花のうち、
男性の方々よ、

その辺りをご認識頂き、
奥様が結婚式に呼ばれた際は、

金銭的援助を
お忘れなく!

で、
うちの夫も

このブログ読んでね!

待ち遠しい結婚式は
土曜日である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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