日刊せみなりーBLOG

今年こそ

更新日:2019/12/15

世の中は、
クリスマスが近いらしい。

が、
我が家はいつの頃からか、

無理に
クリスマスを二人で祝う感じになり、

それもなんだわねえ。
と、

今は特に何もない。

今年は、
イブは一本気Oさんと

釧路日帰りの
ドライブ旅だし、

25日は
孫たちが愛知から来るので、

その出迎えで終わるはず。

クリスマスが楽しいのは、
子どもがいた時と、

恋人同士のうちだけか。
と、なんとも

後ろ向きな発言だが、

ついつい
ブツブツ言いたくなるほど、

マチは
クリスマスムードでいっぱいだ。

大昔、
私の夢は、

雪の舞い落ちる中島公園を、
イブに恋人と歩くことだった。

夜の雪は幻想的で
街灯に照らされて

ゆっくり落ちる。
中島公園の雪道は細くて、

二人は、
腕を組むことはできなくて、

手を繋ぐんだけど、
縦に歩くしかない。

時々、
転びそうになるのを

彼がぐっと支えてくれる。
あーなんてロマンチック!

と、
ずっと憧れていたけれど、

クリスマスに
恋人がいたことはなく、

ハリマオウN社長との初デイトは
12月27日だったと思う。

あれ、28日だったかしら。
数年前までは覚えていたのに、

忘れてしまった。
で、次の年には結婚し、

すぐに子どもができて、
冬の中島公園は滑るから行かなくなり、

子どもが生まれたら
二人でデイトどころじゃなくて、

そのうち、
子ども中心の

楽しいクリスマスとなり、
イブはサンタも来るから、

親も子も
早く寝た。

翌朝は、
サンタさんのプレゼントを

歓声を上げて喜ぶ我が子に
超幸せ感で、

あークリスマスは最高!
と思ったものだ。

我が家は、
そのクリスマスが、

ズーーーーーと
続き、

娘たちは
クリスマスは家族で!

が当たり前だったので、
自分たちが結婚したら、

それぞれの地で
楽しい家族クリスマスを

過ごしている。
不思議なことに、

夫も私も
娘家族のクリスマスに

じじばばとして参加するのは
今ひとつだ。

ただし、
我が家にみんなが来て

クリスマスをするのは
大歓迎なのだが、

これはきっと、
いつまでも

自分たちの娘たちでいて欲しい、
という気持ちなのかと思う。

まあ
なんですね、

過去の幸せへの執着ですね。

今日は夫は風邪気味で
家で寝ているから、

来週の土曜日は
二人でクリスマスデートでも

してみようかな。
と、

マチのクリスマスムードに
思い直した。

ただし、
中島公園の雪道は、

やめておこう。
転んだら間違いなく骨折だから。

実は
毎年のように、

今の時期
この話題を書いているが、

デイトを実現させてはいない。
だって、

過去のクリスマスが
楽しすぎて。

でも、
断捨離年だった今年だから、

楽しいデイトを
実現させることにした。

今年も
あと半月で終了である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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