日刊せみなりーBLOG

会話は感性?

更新日:2020/01/29

この頃思うこと。
それは、

言葉は感覚なのだなあ。
ということだ。

え?感覚?
そう感覚。

感性とも言えるかも。
もちろん、

それは日常会話のことだ。

会社でも家でも、
ペラペラ日本語を話しているが、

伝わったかの確認を
したことはない。

おしゃべりの中で
言っているわけだが、

一番行き違いが多いのが
夫婦のように思う。

聞いているようで
聞いていないのか

はたまた

言っているようで
言っていないのか

これが
我が夫婦には

めちゃくちゃ多かった。
過去形なのは、

お互い
言った言わないが多すぎて

近頃は
会社みたいに確認をしている。

昔、
一番揉めたのは

保育園の送り迎えである。
私は車を運転できないから、

夫が先に迎えに行って、
私の実家に預ける。

というパターンが多かったが、
ある日、

勤めている病院に
保育園から電話が入った。

『お迎えの時間が過ぎて、
MちゃんとKちゃんだけなんですが。』

え?!
夫が迎えに行ってませんか?

がおーん!

昔は携帯がないから、
とにかく実家に電話をして、

父に迎えを頼んだ。
父が出張の時は、

私がタクシーで飛んで帰った。
娘たちは、

教員室でテレビを見ていた。
先生に謝りながら、

頭はカッカとして、
完全に戦闘モード。

ここから
言った言わないの

喧嘩になった。
そんなことを

どれくらい
繰り返しただろうか。

もちろん、
家事は殆どが私だった。

いつしか喧嘩は、
どっちの仕事が大事?

みたいになったが、
私が看護婦をやめて、

夫と一緒に働くようになると、
その手の喧嘩はなくなった。

でも、
女性は、

いつまでも
覚えているものだ。

子育てで大変だった時、
夫は助けてくれなかったと。

あれは、
私が40歳を過ぎた頃だった。

腎盂腎炎という病気で
入院をした。

子供たちは
すでに中学高校だったが、

私が入院中夫が家事を
中心的にしてくれていたようだった。

夫は、
私を見舞いながら、

家事って大変だ。
と言った。

私は、
今の家事なんて楽だわよ。

3番目が生まれた後は、
と、

どんな状態だったかを
事細かに話した。

夫は、

『知らなかった。
早く帰っているんだから、

ゆっくりしているもんだと
思っていた。』

と言った。
私は、

何言ってんの!
いっつも言ってたじゃん!

と思ったが、
今頃になって、

私は言っていたつもりだけど、
全く伝わっていなかったのだと

気がついた。
それは、

会社の中でも、
往々にあると思う。

会話は感性なのだなあ。

かといって、
夫婦で

契約書のような会話は疲れる。

あったかくて、
よく伝わる方法はないだろうか?

と思っていたら、
良さげな研修を見つけた。

もちろん
会社全体で受ける。

効果を確認後、
おしらせしますね。

夫婦も仕事仲間も、
仲良しが一番だから。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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