社長ブログ:時にふれてBLOG

「仕事を好きになる」です。

更新日:2021/06/07

今週は、「心を高める、経営を伸ばす」40ページ 「仕事を好きになる」です。Mさんの担当で読み合わせと感想を述べてもらいました。感想は、まず「その通りだと思いました」と話し始め、『イギリス軍隊のメンタルトレーニングでも、熱意を持って取り組むとパフォーマンスが高まる』と述べて、好きになることは熱意につながるとの感想でした。

ここで「その通りと思う」との感想は、ここまで全ての読み合わせ担当者が述べています。それは、この本で書かれていることは、プリミティブな原則的なことだからです。それは親から教えられた、「嘘をつかない」「正直に」などの、あまりにも純粋で簡単なことなのです。

成功する人は、自分のやっていることに無上の喜びを感じ、惚れ込んでいる人だけです。

自分の仕事に惚れなければ、絶対に成功しません。素晴らしい仕事など出来るわけがないのです。と述べています。

私が初めて営業補償の仕事をしたのは、三笠の旧炭住に向かう小さな商店街で、老夫妻が経営している雑貨屋でした。お話を聞いていて最後に、「この補償のお金を持って、内地の息子の処に行きます」と話されました。その時、自分の仕事が相手の生き方さえも変えることにもなるんだと我が身を正す思いがしました。

私は、補償される相手(関係者)とお話しすることが好きでした。不安がっている関係者と家族の話を含めて聞くことが楽しかったのです。その後に建築士、補償業務管理士(この仕事の補償コンサルタント業務の業界資格)の資格を取り業務の担当者となり、起業者(役所)から信頼されていくことに喜びを感じていきました。

私は今、この仕事の業界(一般社団法人)日本補償コンサルタント協会の全国理事で北海道支部長を仰せ付かっています。この仕事に惚れ込んでいるひとりです。この仕事に導いてくれた、今は亡き義父、当社の技術顧問、先日亡くなった前支部長に大変お世話になりました。その他の方々にも感謝です。

また、何故この社長勉強会を行うのかというと、旧盛和塾の尊敬する稲盛和夫さんの教えからです。

その一つは、「経営には、フィロソフィー(経営哲学)が必要です」。二つ目は、「経営には、利他の心が必要です。心の経営、思いやりです」。三つ目は、「正しい判断基準をもつ、それは『人間として正しいことを行う』」です。

この勉強会で、皆さんに学んで欲しいとの思いと、自分自身を正すことが目的です。「我慢して続けて下さい」とお願いしました。

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