社長ブログ:時にふれてBLOG

愛を施す

更新日:2021/06/28

今週の項目は「愛を施す」44ページです。大御所Oさんに読み合わせね感想を頂きました。「仕事をすることは生活の基盤であり、収入を得ることですが、一切の責任を持つものです。朝ドラでナラ材で机を作る、森林組合の活動が放映されている。公共を守る活動だ。約束を守る、工期を守ること、その責任感が『愛を施す』ことに繋がると思う」と話されました。

私のコメントは

「一生懸命働いて得た利益は自分たちのみならず、納税して人々を幸福にするために使われていく」。

「世界各地には、飢えに苦しみ、死に瀕して、救いを求めている子供たちがいます。そのような人々を間接的にでも、私たちの汗の結晶で助けてあげられる」と書かれています。盛和塾の教えには、「高収益企業をめざし、従業員を幸せにする。税金を経費としてとらえ、内部留保で基盤を強化して雇用を守る。納税して人々を幸福にする」という考え方があります。その税金の使途としては次の例があります。

日本はODA(政府世界開発援助)実積が高い国で2020年の予算が5,610億円。国連世界食糧計画(WFP)へ2018年までに1億3000万ドル(約142億円)の拠出金。

SDGs(エスディジーズ)は「Sustainableスイスティナブル(持続可能な) Developmentディベロップメント(発達) Goals ゴーズ(目標) websiteウェブサイト」の略称であり、17の持続可能な開発目標を示しています。日本は、2021年は165カ国中18位にランクインしている。国連で人間の安全保障基金を設立し、2018年末までに96の国・地域で248件を支援し,2019年末までに日本は累計で約468億円を支出しました。

 「つなぐよ子に」の日本ユニセフのCMが流れています。いろんな批判があるようですが、それも大事なことです。会社としては、その他「国境なき医師団」、補償コン協会を通してなど、都度判断して義援金など対処しています。しかし上記のように、従業員の皆さんが働くことによって、納税して間接的に人道的支援になります。

 だから稲盛さんは、中小企業の経営と心を立派にすることで世の中をよくすると盛和塾を続けてきました。

「世のため人のために愛を施す」「利他の心を判断基準とする」「心を高める、経営を伸ばす」などすべてが、皆さんが働くことにつながっているのです。

とのことです。こんな真意でしょうか。

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