社長ブログ:時にふれてBLOG

社長勉強会今週中止しました。

更新日:2021/08/11

申し訳ありません。8日の2時半に二回目のコロナワクチンを打ちました。次の日から1~2度ですが熱が出て、頭が痛くなり具合が悪くなり二日駄目でした。それで火曜日の10時から予定していた社長勉強会が中止になりました。その時に思ったことと同業仲間から頂いた本のことを書き留めたいと思いブログにします。申し訳ありません。

具合が悪くなったその日の午後、妻から気遣いの言葉をかけられたときに、「桃缶」が欲しいと言ってしまいました。妻も知っていることですが、私が小さいときに風邪などで具合が悪く熱が出たときに、母が特別に私にだけ桃の缶詰を買って食わせてもらいました。母の愛を感じた至福の時でした。

高校三年生の時、釧路の祖母の処に下宿して湖陵高校に通いました。その時にも風邪で具合が悪くなったときに「何か欲しいものがあるかい」と言われたとき思わず「桃缶」と言ってしまいました。祖母は悪い足をひきづりながら買いに行ってくれました。その後ろ姿を見ていて、申し訳ない思いと嬉しい幸せを感じました。

妻と結婚してからも、そう数はありませんが、具合が悪くなると「桃缶」を要求します。妻はクスクスと笑いながら買いに行ってくれます。私のマザコンを確信するように薄笑いします。

もう一つ、素晴らしい本を進呈されました。私は業界協会の北海道支部長を拝命していますが、同じ協会の副支部長から奥さんが書いた自費出版した本で、コロナかと思うほどに具合が悪くなって、今まてためていた原稿を急いで出した本と言っていました。北国に雲は流れて 田仲道子

一気に読んでしまいました。作家の分野に出ていない人でも、こんなに文才がある人が居るのかと感じました。出版社の人も自費出版の場合は何も宣伝しないものを、独自に宣伝に費用を出しているそうです。続編も頼んでいるようです。「難病の結核性カリエスに罹患し、左手差し指の切断や三年間の入院生活を余儀なくされた著者」と帯で紹介しています。人の一生には、全てドラマがあるとのことですね。私からも紹介いたします。写真も添付します。『北国に雲は流れて』田仲道子著文芸社1,200円プラス税

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