今週は､70ページ｢潜在意識を働かせる｣です。Kyさんに読み合わせと感想をお願いしました。感想は｢私の経験で言うと､初めての仕事はマニュアルを作っています。経験を蓄積して､誰かに教えるときは､そのマニュアルで時間の無駄をしないようにしています。経験を自分のその後に役に立つようにやっています｣と話されました。私のコメントは

｢潜在意識を活用すれば､正しい判断を迅速に､しかも楽々と行うことが可能です｣

｢毎日気を込めて繰り返し行った経験､または強烈な経験は､実在意識へ取り出して活用できるのです｣と書かれています。

意識は「顕在意識」と「潜在意識」とに分けられますが､その割合は、顕在意識が４％、潜在意識が96％と言われています。人間の行動の大半は､潜在意識にコントロールされており､だからこそ、潜在意識を活用できれば､想いのままの人生を送ることができるということです。

歯科医師、潜在意識の第一人者、著者、経営コンサルタントなど、様々な分野の第一線で活躍している､井上裕之さんの潜在意識の本が良く売れているようです。潜在意識の活用にもミッションやビジョンが大事だと井上さんは主張しており、潜在意識が「その通りだ！」と納得すると、そのために必要な時に必要な人やものに出会い、シンクロニシティが起きると話されています。

シンクロニシティを辞書で調べると『虫の知らせのような、意味のある偶然の一致。心理学者ユングが提唱した概念。共時性、同時性、同時発生』と出てきます。

稲盛和夫さんの｢経営12ケ条｣の3番目に｢強烈な願望を心に抱く(潜在意識に透徹するほどの強く持続した願望を持つこと)｣があります。当社の経営理念･指針でもミッション･ビジョンを明確にしています。潜在意識に透徹するまで願望すれば､経営指針に書かれている目標及び活動の方向性等がシンクロニシティされると思います。私一人が思うのと全従業員が思うとでは全然違います。ベクトルを合わせて､みんなで強烈に願望しましょう。

当社の経営理念　ミッションとバリュー　(当社の使命、重要な任務及び価値観、判断基準)は､

○全てにおいて誠実であり続け、国民の財産権を守るプライドある仕事をする

○社員の力を伸ばしきれる環境を創りながら、ゆるぎない経営力をつけて社員の豊かな生活を実現し、社会に貢献する

ビジョン　(当社の目標、発展方向、夢)は､「北海道一の補償コンサルタント、日本一の補償コンサルタントに」です。