社長ブログ:時にふれてBLOG

情熱がものごとを成就させる

更新日:2022/02/28

今週は第42回目(訂正)110ページ「情熱がものごとを成就させる」です。Kiさんに頼んでいましたが、年休消化で休みのため文章を提出してくれました。素晴らしい内容ですので、そのまま他の人に読み上げてもらい、文章は、そのままプログにも掲載します。

Kiさん…『このページで語られている「情熱」が何においても根本的に大切であるということはとても理解できますが、その「情熱」は、人により感情に乗せて表に表す人、内に秘めて物事を進める人、様々です。まったく情熱のない人など居ないはずです。そこで、周囲の人間が互いを理解し、個々の能力を生かし、その人の情熱を引き出せる職場になる事が理想であると私は考えます。文中に、 「情熱さえあけば、応えてくれる人がいる」とありますが、周りを巻き込むという事は、互いに支持できる関係でいることが前提です。更に、仕事ばかりに情熱を持つばかりでは面白みがないとも思います。そこで、個々が様々なことに情熱を持ち、自分の引き出しを増やし、深みのある人間になり、仕事に還元できれば、更により良い職場になると私は考えます。』

私のコメントなど必要が無いほどの内容ですが、私が考えていたコメントをお聞き下さい。

「ものごとを成就させていく源は、その人が持つ情熱なのです」、「思い続けることを…心がけることにより、願望が潜在意識にまで浸透し、自分でも気づかないうちに、願望実現への行動をとり始め、今よりはるかに大きな仕事が出来るようになるのです」と話されています。

稲盛さんのフィロソフィーのなかに「人生・仕事の方程式」があります。『人生・仕事結果=考え方×熱意×能力』。人生や仕事の結果は、考え方と熱意と能力の3つの要素の掛け算で決まります。このうち能力と熱意は、それぞれ0点から100点まであり、これが積で掛かるので、能力を鼻にかけ努力を怠った人よりは、自分には普通の能力しかないと思って誰よりも努力した人の方が、はるかにすばらしい結果を残すことができます。これに考え方が掛かります。考え方とは生きる姿勢でありマイナス100点からプラス100点まであります。考え方次第で人生や仕事の結果は180度変わってくるのです。そこで能力や熱意とともに、人間としての正しい考え方をもつことが何よりも大切になるのです。というもので、考え方と情熱・熱意を大変重視しています。

また、松下幸之助著『人生談義』の『熱意ということ』で、「熱意はあらゆるものを生かし動かす原動力」あたかも磁石が周囲の鉄粉を引きつけるように、熱意が周囲の人を引きつけ、周囲の情勢も大きく動かしていくのですね。と書かれています。また、「才能がハシゴをつくるのではない(松下幸之助著『道をひらく』より)

人に熱意がなかったら、経営の、そして仕事の神秘さは消えうせる。何としても2階に上がりたい。どうしても2階に上がろう。この熱意がハシゴを思いつかす。階段をつくりあげる。才能がハシゴをつくるのではない。やはり熱意である。経営とは、仕事とは、たとえばこんなものである。


求人活動でもこの熱意を重視します。才能、能力、人柄を探って判断します。当社の仕事のこと、その意義を話し、経営理念を話します。稲盛さんの話をしたり、ホームページを見ての感想など聞きながら、その人の誠実さと情熱を探ります。そこでフィーリングが合うのか判断しています。難しいことですが、こちら側にも情熱が必要です。

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